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天木直人氏との対談録画、外務省は変節した。:孫崎 享氏 晴耕雨読 2015/8/25

■ 晴耕雨読



 天木直人氏との対談録画、外務省変節した。:孫崎 享氏
  

晴耕雨読 2015/8/25
憲法・軍備・安全保障

『日本外交 現場からの証言』から、「冷戦の終結が米国の戦略変更―軍事力利用で世界を変える、日本の軍事力を利用―,集団的自衛権は米国戦略に自衛隊を使用するシステム。米国執拗に要請。では米国戦略は何か。冷戦後先制攻撃で世界変える」http://t.co/fB4mktU6Dd

>ゆりかりん ‏RT @sogensha  《図書出版 創元社》 孫崎享先生の新刊『日本外交――現場からの証言』の 刊行を記念して、天木直人氏との対談動画を制作しました。YouTube上で視聴できます。ぜひご覧ください。http://fb.me/3sQXxHsHK

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 天木直人氏との対談録画、外務省は変節した。

 本省と異なる意見を述べる違憲具申の制度が外務省の伝統だった。

 イラク戦争でそれを行い天木氏は解雇。

『日本外交――現場からの証言』 刊行で二人で日本外交の在り様語るYouTube上で視聴できます。
http://fb.me/3sQXxHsHK

 安保法案:「ついに連合も立ち上がった!~”安保法案NO! ”国会周辺に14000人。

 8月23日午前10時半から12時まで国会を取り囲む形で、日教組・自動車総連・私鉄・情報労連・電力総連・フード連合・全国ユニオンなど50以上の連合傘下の労組団体が結集した」(レイバーネット)

 創価学会「創価学会員が大阪北区で安保法案勉強会 成立後押しは疑問の意見、創価学会広報室は今回の勉強会や声明(創価大教員や卒業生でつくる有志の会が反対する声明)に”当会が公認したものではなく会の名前が政治的に利用されることは大変遺憾”(22日NHK)。

 なるほど。

 やっぱり圧力あったか


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むなしく終わる朝日の「イスラム国」人質事件検証の大スクープ記事 [公式] 天木直人のブログ H.27/04/16

■ ([公式] 天木直人のブログ).


 
 むなしく終わる朝日の「イスラム国」人質事件検証大スクープ記事


[公式] 天木直人のブログ 2015年04月16日
 
 もうすっかり忘れ去られようとしている「イスラム国」による邦人人質・殺害事件であるが、その記憶を鮮やかに蘇らせる大スクープを、きょう4月16日の朝日新聞が一面トップで書いた。

 すなわち、後藤健二氏の妻に「イスラム国」から複数の重要なメールが届いており、それを妻が外務省に伝え、その後も外務省は妻と連絡をとって「イスラム国」のやり取りをすべて把握していたにも関わらず、一切の適切な指示を与えなかったというのだ。

 それどころか、そのような緊迫した事態の中で、安倍首相は予定を変更することなく中東歴訪に出発したというのだ。

 この朝日新聞のスクープ記事は、まもなく公表されるであろう政府の検証報告書に痛烈な警告を発したことになる。

 いい加減な報告書で責任逃れをすることは許されないと言っているのだ。

 しかし、この朝日のスクープは無視されて終わるだろう。

 まともに検証すれば安倍政権が吹っ飛びかねないからだ。

 その検証の鍵を握るのはいうまでもなくすべてを知っている後藤健二氏の妻だ。

 しかし、後藤健二氏の妻は、朝日の取材に応じないという。

 よくいえば政府・外務省から口止めされているということであり、悪く言えば政府・外務省と結託して隠しているということだ。

 そういえば、今度の事件のカギを握る後藤夫人が、当時も今も、まったくメディアに登場しない。

 彼女はJICA(国際協力機構)の元職員で、緒方貞子前理事長の秘書をしていたと報じられたことがあった。

 JICAは外務省の下部機関であり、緒方貞子理事長は外務省側の人間だ。

 そう考えた時、後藤夫人が表に出て来ない理由がわかる。

 そして、そして、メールの全貌と、政府・外務省の関与をこれ以上追及しようとしても、特定秘密保護法の壁が立ちふさがる。

 何もかも出来過ぎている。

 かくておためごかしの政府検証報告書が連休明けに提出されて、すべてが終わってしまう。

 きょうの朝日の大スクープがむなしく見える(了)



いまの外務省に対米自立などできるというのか 天木直人のメッセージ H.26/07/18

天木直人のメッセージ


 いまの外務省に対米自立などできるというのか


天木 直人 | 外交評論家
天木直人のメッセージ 2014年7月18日 11時16分

 米国が安倍首相の訪朝に待ったをかけて来た事を知って私は書いた。いくら日米同盟を最優先をしても米国から不信を持たれ続ける安倍首相を持つ日本は不幸だ、戦後レジームからの脱却を唱える安倍首相が、結局は米国の言うなりに鵜なって終わるのは、これ以上ない矛盾であり屈辱だ、と書いた。

 こんどは安倍首相の対ロ外交だ。米国がウクライナ問題でさらなる対ロ制裁を強化した。日本に対しても更なる同調を求めて来るだろう。

 しかし安倍政権はいまでもプーチン大統領の秋の訪日を予定通りだと強気の姿勢を見せている。しかし、米ロ関係がこれ以上悪化すれば、プーチン大統領の訪日もまたあきらめざるを得ないだろう。

 そう思っていたら、きょう7月18日の毎日新聞にわが目を疑う記事を見つけた。

 つまり岸田外相が日朝接近について米側の懸念を払しょくしようとケリー国務長官と会談しようとしたところ、首相官邸や外務省から、「なぜ米国にいちいち報告しなければならないのか」と不満が続出したというのだ。

 官邸が文句を言うのはわかる。

 なにしろ、安倍首相の靖国参拝に「失望した」と言った米国に対し、(そんなことを言う)米国に失望したのは日本の方だ」、と語った側近政治家がいたぐらいだ。

 しかし外務省さえも親分の岸田外相がカウンターパートのケリー米国務長官に説明しようとするのに反対をしたという。

 本当だろうか。

 安倍首相や外務省は、米国が不快感を示しても北朝鮮への世才解除を進め、拉致問題を解決するために安倍首相は訪朝し金正恩総書記との関係を深めるつもりか。

 米国が不快感を示しても日本はプーチン大統領のロシアとの関係を重視すべきだと考え、プーチン大統領の訪日を予定どおり行って安倍・プーチン首脳会談を行うつもりか。

 もしそうであれば驚きだ。

 35年間も外務官僚をやってきた私が知っている外務省には、とてもそのような度胸があるとは思えない。

その事は、これからの外交を見ればいずれわかる。

 それほど注目すべき7月18日の毎日新聞の記事である(了)

天木 直人

外交評論家

2003年、当時の小泉首相に「米国のイラク攻撃を支持してはいけない」と進言して外務省を解雇された反骨の元外交官。以来インターネットを中心に評論活動をはじめ、反権力、平和外交、脱官僚支配、判官びいきの立場に立って、メディアが書かない真実を発信しています。主な著書に「さらば外務省!」(講談社)、「さらば日米同盟!」(講談社)、「アメリカの不正義」(展望社)、「マンデラの南アフリカ」(展望社)。

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天木 直人の最近の記事

  1. 「川内、何とかします」と言った安倍首相の真意を追及すべきだ

  2. 有料マレーシア航空機撃墜に困惑する安倍外交の自業自得

  3. いまの外務省に対米自立などできるというのか



無意味な外遊の典型を証明した安倍首相のパプアニューギニア訪問 天木直人のメッセージ H.26/07/11

天木直人のメッセージ


 無意味な外遊の典型を証明した安倍首相のパプアニューギニア訪問


天木 直人 | 外交評論家
天木直人のメッセージ 2014年7月11日 13時1分

 オセアニア歴訪の最後を飾る安倍首相のパプアニューギニア訪問を報じる記事は、どれも判で押したように同じ報道をしている。

 すなわち、日本の首相がパプアニューギニアを訪問するのは中曽根康弘首相以来29年ぶりだということと、200億円もの巨額な政府開発援助(ODA)を供与すること、この二つだ。

 外務省で長らくODA担当と地域担当を経験してきた元外務官僚の私が言うのだから間違いない。

 実際のところ中曽根首相のパプアニューギニア訪問も私は担当した。

 緊急必要性のない外遊の時は、ODAをばらまく事と、これまで日本の首相がめったに訪れた事のない国を訪問する事、この二つをウリにすることが定番となっている。

 つまり今度の安倍首相のパプアニューギニア訪問は、緊急必要性がまるでない、無意味な訪問だという証拠である。

 それにしても、米中が戦略・経済対話を行ってしのぎを削っている時に、そして互いの立場の違いを乗り越えて、北朝鮮の核、ミサイルは許さないと合意したというのに、安倍首相のノー天気ぶりはどうだ。

 ロケット弾やミサイルを撃たれても北朝鮮に譲歩するピント外れの対北朝鮮外交。

 そんなピント外れ外交に輪をかけたように芸が無いパプアニューギニア訪問。

 それを批判するどころか、あたかも重要な訪問であるかのようにほめそやす日本のメディア。

 もはや日本はどうにもならない状態に陥っている(了)


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