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東京をズタボロに…「新国立競技場」問題の発端は安藤忠雄?〈週刊朝日〉 dot. 7月2日(木)

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 東京をズタボロに…「新国立競技場」問題の発端安藤忠雄?〈週刊朝日〉



dot. 7月2日(木)7時4分配信

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もっと別の選択肢もあったのでは?
(資料提供スポーツ振興センター


 デザインや予算などさまざま問題となっている「新国立競技場」。作家・コラムニストの亀和田武氏は、本誌連載『マガジンの虎』で、東京を破壊するなと憤慨する。

*  *  *

 よくぞ書いてくれた。「週刊新潮」(新潮社)6月18日号は、東京五輪の競技場建て替え問題をめぐるゴタゴタを報じている。

 題して<奇矯「女性建築家」の奇天烈「新国立競技場」にGOサインを出した「安藤忠雄」の罪>。新潮的レトリックを駆使した見出しだが、その意図は明快だ。

 安藤忠雄の罪。この煽り文句を目にした人は、ギョッとなったはずだ。世間的には、安藤忠雄といえば、日本を代表する建築家だ。それが、新国立の奇天烈デザインをゴリ推しした張本人とは。

 イラク人建築家の案は、応募当初「昆虫の触角のように伸びたスロープがJR線の上をまた」ぎ、高さも制限オーバー。本来ならこの時点で失格である。なのに審査委員長の安藤の<コンセプトが強ければ後で修正できる>の一言で、クリアした。

 決選投票となった2次審査は4対4の同票。ここで委員長・安藤が奇天烈デザインを強く推して決定となる。

 神宮外苑の景観が跡形もなく変わる。“大都会における自然”が公共の建物と融和していた外苑は、東京でも稀少なエリアだ。そこに周囲と馴染まぬ巨大施設ができれば、外苑の歴史性は断絶する。

 絵画館から国立、神宮球場前、ラグビー場を抜け、青山通りに至るコースを、10代の後半からどれだけ歩いただろう。スケール感あふれる優美な景観は、私の身体と記憶に馴染んだ唯一のものだ。

 それが、“世界の安藤”によって破壊されようとしている。新潮の記者に問題点を指摘された安藤は「いいから、来んといてくれや。はい、さいなら……。ええ加減にせえや! もう帰れよ!」。こんな文化人が、東京をズタボロにしていくのか。

※週刊朝日 2015年7月10日号



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御嶽山噴火(1) 予知連絡会会長は逮捕が普通  武田邦彦 ★阿修羅♪ 掲示板 H.26/10/04

★阿修羅♪ 掲示板

 御嶽山噴火(1)予知連絡会会長逮捕が普通 武田邦彦


★阿修羅♪ 掲示板 赤かぶ  2014 年 10 月 04 日 15:07
http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/207.html


御嶽山噴火(1) 予知連絡会会長は逮捕が普通
http://takedanet.com/2014/09/post_1de5.html
平成26年9月29日 武田邦彦(中部大学)


題名に「予知連絡会会長は逮捕が普通」と書いたが、イタリアの地震で予知委員会が「地震は大丈夫」と言って、地震が来て逮捕され、有罪になった。それは当然なのだ。



人間には「言ったこと、判断したことに責任がある」というのが当然である。責任を取りたくなければ発言したり、決定しなければ良い。今回の件は9月初旬から御嶽山の地震計がたびたび反応していたこと(下図)と、東北大震災以来、20山ほどの山でマグマの活動が盛んになっていたことなどがあり、レベル1(注意せずに登山できる)をそのままにした責任は重い。


いつも日本では「専門家」というのが登場するし、東大教授やその他の国立大学の先生が国の委員になる。このブログに書いているように、「学者」は学問の自由があるから、自由な発言が許されるが、それは精神的、内的な自由で、社会に具体的な影響を持つ国の委員会などでの発言は、裁判官、医師などとともに言動に対して社会的な責任を持つ。


私たち学者は二つの顔を持ち、もし自由な学問をしたければ、国の委員などになってはいけないし、専門家として社会に発信するなら、その権限を持つことができるが、自由は制限され、責任も取る。


福島原発事故もそうだが、学者は責任がないが、国の委員長はヘマしたら責任があり、被害者がでたら逮捕される。医学者は安楽死を研究しても良いが、医師は社会の了解がなく安楽死を施したら逮捕される(日本でも有罪になっている)。

この際、打ち続く災害を止める意味でも、「権限と責任」をはっきりさせなければならない。火山予知連絡会の会長は昨日の記者会見で、「火山予知ってこんなものです」と言った。それならレベル1とか2とか決めてはいけない。自分が決められないことを決めて、犠牲になったほうが悪いというようなことでは自ら自主したらどうか。


事故が起こると専門家という人が出てきて、犠牲者の気持ちとは全く違い第三者のような顔をして話をする。日本の指導層も心をもってもらいたい。

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