
七転八起のブログ力! 2015/12/21 (Mon) 16:55

http://blogs.yahoo.co.jp/ryuubufan/68523837.html
カナダで石油関連労働者の解雇が万単位であり、更に今後解雇が増えると言う。
その為かカナダで石油関連労働者の自殺が増えているという。
石油は枯渇すると言う詐欺がばれて価格破壊が起きている。
石油が激安になるのは消費者や一般企業にとってはいい事だが、自殺に追い込まれる労働者もいる。
カナダのような国でも自殺者が出ると言うのはちょっと意外感がある。今の世界はどの国でも離職が生活破壊に直結し、最悪自殺に追い込まれる。何かおかしくないだろうか。
離職、解雇が良い事である筈はないが、何故それがいきなり最悪事態に直結するのだろうか。今の制度では保険でその辺がカバーされるが、限定的である。
普通の人は職に就く事が生活自立と同じ意味だが、何故そんな風になったのだろうか。
何故そんなに追い込まれなくてはいけないのだろうか。
人間はよく自殺するが、動物は自殺などしない。
動物達は弱肉強食の世界に放り込まれて常に命の危険に曝されている。
しかし、自分から死ぬような真似はしない。何故なら、動物達にはベーシックインカムが保証されているからである。
草食動物にとってのベーシックインカムは大地に生えた草であり木の実であり水である。
時には大地のベーシックインカムが細って死に追い込まれる事もあるが、その為に自殺などしない。
大地のベーシックインカムのままに生き死ぬ。肉食動物にとってのベーシックインカムは草食動物であり水である。
これもベーシックインカムのままに生き死ぬ。
自然世界の動物達は自然のベーシックインカムの中で生き死んで行く。
ベーシックインカムとは生き物の前提である。
ベーシックインカムを与える者は地球が作る自然である。
地球は太陽に生かされている。自然のベーシックインカムを生み出す源は太陽と言える。
太陽は宇宙の重力が無ければ存在し得ない。
そうなるとベーシックインカムの根源は宇宙という事になる。
宇宙があるから物質があり、物質があるから生物があり、生物があるから人間もある。
文明以前の太古の人間は自然が与えるベーシックインカムの中で生きていた。
人間も自然のベーシックインカムの枠内の存在だった。
人間は海の幸、山の幸で生きていた。間違いなく太古の人間の自殺はほとんど無かっただろう。
ところが文明時代の人間は金がなければ生きて行けない。
農業者も生産した農産物を売って金に換えなければ生きて行けない。
文明は人間を自然のベーシックインカムから引き離した。
文明は人間を幸福にした筈だが、沢山の自殺者も生んだ。これでは人間は文明を誇れない。
解雇されてもベーシックインカムがあれば自殺せずに済む。
ベーシックインカムは生き物に生きる事を保証する。
ベーシックインカムは生き物の前提である。生きるという事はその為の前提があるという事である。
文明を築き貨幣経済を作った人間はベーシックインカムをその中に保証しなければならない。
ベーシックインカム込みの貨幣経済でなければならない。
人間世界のベーシックインカムは国家によって予算化されなければならない。
ベーシックインカムとは働いて得るものではない。人間が存在する前提としてなければならない。
日本も世界も自殺者が多過ぎる。
文明が正常でない証拠である。
文明がベーシックインカムを自らに中に組み込めば自殺者はほとんどいなくなる。
人間は複雑だからベーシックインカムが保証されても自殺する者が出ようが、万単位の自殺など完全に無くなる。
ベーシックインカムこそが最善の自殺予防策である。