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ある国家プロジェクトのキックオフ・シンポジウムに参加した時のことである。このシンポジウムで、生涯忘れられない出来事を目撃した。 Business Journal 2015.11.16

Business Journal


 ある国家プロジェクトのキックオフ・シンポジウムに参加した時のことである。
 このシンポジウムで、生涯忘れられない出来事を目撃した



Business Journal 2015.11.16

「Thinkstock」より

 ある国家プロジェクトのキックオフ・シンポジウムに参加した時のことである。このシンポジウムで、生涯忘れられない出来事を目撃した。

 このプロジェクトは政府の肝いりで、予算も数百億円規模のものだ。バイオ関連の大型事業で、これが成功すればあらゆる産業に多大な恩恵があるため、各方面からトップの研究者が参画している。

 シンポジウムでは、政府関係者、ノーベル賞を受賞した学者、著名な経営者、有名大学の高名な教授など、そうそうたるメンバーがプレゼンを行った。

 3時間のシンポジウムの最後に、プロジェクトリーダーから今後の計画が発表された。今後4年間で世界初の画期的な手法を開発するという。現段階では未知の技術のため具体的な手法も確立されていないが、国内の一流の学者や研究者の力を借りながら試行錯誤して完成させ、4年後には日本がバイオの世界で世界をリードしていくという壮大な内容だった。

 シンポジウムの最後で質疑応答の時間があり、300名の参加者(ほとんどが国内外の学者)から、さまざまな専門的な質問が上がった。「大変素晴らしい発表をありがとうございます。……」という、お決まりの枕詞から始まる質問に次々に答えるプロジェクトリーダー。

 質問時間の最後に、プロジェクトリーダーから提案があった。

 「今回は高校生の参加者がいらっしゃいますので、高校生からも質問をいただけますか?」

 会場には招待客として高校生のグループが参加していた。未来の日本を担う若者たちに大きな夢を見せたいという配慮だったのだろう。

 今回のシンポジウムは専門性の高い発表内容ばかりだったので、「3時間もよく聴いていたものだ」と感心していたのだが、一人の女子高生が力強く挙手をした。その女子高生にマイクが渡され、会場の大人たちは固唾をのんで彼女に注目した。

 「今回のプロジェクトは、『どうやったらできるのか今はわからない』ということでしたが、なぜ4年という期間や数百億円という予算を決めることができるのですか?」

 この質問に、大人たちは苦笑混じりに感嘆の声を上げ、今回のシンポジウムで最大の拍手が起こった。一流の研究者たちが発表したプレゼンよりはるかに大きな拍手だ。これは、まことに純粋な質問であり、大人たちは“大人の約束”として絶対に聞かない、いや聞けない質問である。

 プロジェクトリーダーは頭をかきながら「大変鋭い質問です」と苦悩しつつ、あれこれ理屈を並べながら答えていた。女子高生は場の雰囲気を察したのか、「わかりました」と答えて着席した。おそらく納得はしていなかっただろう。

 リーダーに求められる資質とは

このシンポジウムは極めて専門性の高い内容で、筆者もさすがに退屈してしまい「参加しなくても良かったかな」と思っていたが、女子高生の鋭い質問を聞くことができて、参加して良かったとつくづく思った。この女子高生の質問から、2つのことを学ぶことができたからだ。

 ひとつは、純粋な質問にこそ物事の本質があるということ。もうひとつは、未知のものに挑戦する夢に対し、リーダーは毅然とした態度で責任を持って可能性を語らなければならないということだ。

 女子高生には、「夢のようなことをどうやって実現できるの? 答えのないものをどうやって見つけるの?」という無垢な興味もあっただろう。答えのある学校教育では想像もできない世界である。

 答えのない世界で答えを出すことによって人類は進歩してきた、という事実を知る絶好のチャンスだったが、プロジェクトリーダーはそれを表現することができず“言葉によるごまかし”をしてしまった。女子高生は落胆したに違いない。大人でも「このプロジェクトは、そもそも予算ありきの政府プロジェクトなのか」と勘ぐりたくもなる答え方だった。

 どんな組織のリーダーであっても、夢を語り可能性を示さなければ人はついていかない。国家プロジェクトであっても、強いリーダーがいなくては成功が確約されるわけではない。予算ありきのプロジェクトになれば、計画を白紙撤回した新国立競技場のようなことが起こりかねない。

 これは会社組織でも同じである。売り上げ目標ありきの経営を行えば、人は疲弊し、ひいては数字のごまかしに発展しかねない。それは東芝の不適切会計の例を見るまでもない。

 人は数字で動くのではなく、夢や可能性に対して動こうとするものである。そうして未知の答えを発見し、発展していくものである。そこを見失ってはいけない。今の日本には、本末転倒してしまった組織が多すぎる。

 シンポジウムで見つけた唯一の希望は、そうそうたる“偉い”大人たちを前にして、勇気を持って本質的な質問を投げかけた女子高生だった。
 まだこの国には可能性が残っている――。そう思わせてくれた出来事だった。


(文=鈴木領一/ビジネス・コーチ、ビジネスプロデューサー)



●鈴木領一(すずき りょういち)
思考力研究所所長(http://suzuryou.com/) ビジネスプロデューサー&コーチ
行政機関や上場企業の事業アドバイスをはじめ目標達成のためのコーチングも行っている。
プレジデント誌などビジネスメディアへの記事寄稿多数。
また『100の結果を引き寄せる1%アクション』(サイゾー刊)は、氏のコーチングメソッドを初公開した書籍で、主婦から経営者まで幅広い層に支持されベストセラーとなっている。


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「震えるほど怒り」女性弁護士140人が凄まじい迫力で政権批判  日刊ゲンダイ 2015年7月11日

日刊ゲンダイ


「震えるほど怒り」女性弁護士140人凄まじい迫力で政権批判



日刊ゲンダイ 2015年7月11日

日刊ゲンダイ
声を上げる女性弁護士たち(C)日刊ゲンダイ

 やっぱりオンナは強い。安保法案に反対する女性弁護士約140人が10日、東京・霞が関の弁護士会館で集会を開いた。その後、有楽町駅前の街宣では約160人が集まり、50人が壇上スピーチ。安倍政権を真っ向批判した。

 それにしても、女性弁護士らの舌鋒の鋭さはすさまじかった。我先にとばかりにマイクを手に取り、「集団的自衛権行使で、殺戮の当事者になってはいけない」「私たちが潮目を変える」「安倍政権には、体が震えるほどの怒りを覚える」「女性の力は強い。男と違ってリクツじゃないのよ!」などと声を上げていた。

 前半の集会に参加した慶大名誉教授・小林節氏も「今さらここで憲法の話をするつもりはありません。皆さん一緒に戦おう」と何だか気おされた感じ。後半の街宣から参加した民主党・枝野幸男幹事長や共産党の山下芳生書記局長も、ステージ上で話す女性弁護士の脇ではおとなしく見ていた。

 日弁連憲法問題対策本部の水地啓子副本部長はこう言う。

「今の日本では、女性の声はまだまだ小さい。私たち同性が呼びかけることで、より多くの女性が共感してくれると思います。集会、街宣ともに手応えは上々です。これからもしっかり発信し、共感者をもっと増やしていきたい」

 ただでさえ、女性の“安倍離れ”は顕著だ。先月末の朝日新聞の世論調査では、女性の内閣支持率はたったの34%。この日は国会前に、若者を中心に1万5000人以上が集まり、「安保法案反対」を唱えた。安倍政権は女性と若者に倒される。



母たちは、「罪悪感」から逃れられるか? 東洋経済Online H.26/09/09

東洋経済 ONLINE

東洋経済Online



 母たちは、「罪悪感」から逃れられるか


東洋経済Online 2014年09月09日

 周囲の”雑音”との付き合い方を考えよう

堂薗 稚子 :ACT3代表取締役

堂薗 稚子 どうぞの わかこ
ACT3代表取締役堂薗 稚子

1969年生まれ。1992年上智大学文学部卒業後、リクルート入社。営業として多くの企業を担当し、数々の営業表彰を受ける。管理職として、多様な雇用形態の組織の立ち上げやマネジメント、「リクルートブック」「就職ジャーナル」副編集長などを経験。

2004年第1子出産。2007年当時組織で最年少、女性唯一のカンパニーオフィサーに任用され、事業責任者、「リクナビ派遣」編集長を務める。

2010年に第2子出産後はダイバーシティ推進マネジャーとして、社内外女性のメンターを務めつつ、ワーキングマザーで構成された営業組織の立ち上げ、マネジメントを担当し、彼女たちの活躍を現場で強く推進した。経営とともに真の女性活躍を推進したいという思いを強くし、2013年退職。株式会社ACT3設立、代表取締役。女性活躍をテーマに、講演や執筆、企業向けにコンサルティングなどを行っている。http://www.act-3.co.jp

2013年2月、リクルート在籍時に東洋経済オンライン「ワーキングマザーサバイバル」連載に登場

FBのいいね数が6000を超えるなど、話題となった。

2014年09月09日



 結婚・出産で大きく変化する女子の人生は、右にも左にも選択肢だらけ。20代はもちろん、30代になっても迷いは増すばかり。いったいどの道を選べば幸せに近づけるのか? 昨年、東洋経済オンラインに登場、大反響を呼んだ元リクルート“最強の母

”堂薗稚子さんがお答えします。

今回は、保育園に子どもを預けて働くことに罪悪感を感じるワーキングマザーの方に、お悩み相談をいただきました。



堂薗稚子さんの著書『 「元・リクルート最強の母」の仕事も家庭も100%の働き方』(角川書店)も発売中です

(ご相談)

 私は、出産ギリギリまで終電残業しながら働き、生後半年で保育園に子どもを預け、今は定時退社で働いていて、子どもも2歳になります。

 最近、子どももいろいろと理解してきて、朝、保育園に預けるともう、園中に響くほどの大泣きの日々。自分が好きな仕事をして、自己満足のために子どもも犠牲にしているのではないかと罪悪感にさいなまれます。

 そんな、自分でも葛藤してる中、時には小さいときから預けてかわいそう。保育園を体調不良で休んでると、やっぱり、小さいときから集団生活は大変だね……、心の発達には3歳までは母親といないといけない……などなど。気になる声が聞こえてきます。

 それに対して一喜一憂してはいけないとわかっていても、してしまう場合、どのような心持ちでいましたか?

 また子どもとはどうやって向き合っていますか? 教えてください。よろしくお願いします。

 働く母の悩みは、たぶん、ずーっとなくならない

 あなたの気持ち、すごくよくわかりますよ。たぶん、働く母親の大半が経験したことのある感情だと思います。

 大泣きする子どもを保育園の先生に預けるときの後ろ髪を引かれる思い。職場だけでなく、時には身内から言われたりする「かわいそう」という言葉。それらに対する反発や落ち込み。子どもが大きくなってもお勉強や情緒的な成長など、さまざまな気がかりが次から次へと押し寄せてきて、「働いている自分のせいなのか」という悩みがなくなることはきっとないでしょう。

「辞めるべきか、続けるべきか」ではなく「どういう心持ちで過ごすべきか」を考えているあなたは、きっと今後も仕事を辞めない気がします。そして私と同じく、また、働くほとんどの母と同じく、きっと、これからも悩み続けていくことになるでしょう。

 この国にも働く母は数えきれなくらいいるわけですから、みなさんがそれぞれの「心持ちノウハウ」をお持ちのはずです。そういうTIPSを集めてみる、それだけでも、「自分だけが感じる感情ではない」「みんな悩んでいる」と、気持ちが楽になるかもしれませんね。

 起業直後に子どもが難病に…私の場合

 さて、今日はせっかくなので、私の話をさせてください。

 以前、こちらでも書いたのですが、昨年、子どもたちが小4と3歳というタイミングで、私は会社を辞めて起業することに決めました。ところが、退職日を4日過ぎたとき、保育園の先生から子どもの浮腫を指摘され、検査を受けたところ、そのまま緊急入院することになってしまったのです。

 数万人にひとりの割合で発症する難病で、はっきりした原因のわからない病気。そして大人になっても、この子が持病としてこの病気と付き合っていかなくてはならないかもしれないという現実。会社を辞めたばかりで起業の準備が目白押しの中、3カ月の長期入院が決まって、私はうずくまりたいような気持ちになっていました。

「原因は不明」と言われているのに、「私が仕事にかまけて、この子の異変に気づかなかったのではないか」と自分を責め、「これからは、仕事なんてしないで子どもを見守る日々を送るべきではないか」と、決心しかけていました。

 起業準備を後回しにして、病院と自宅を往復する日々を送っていたある日、主治医の先生がすれ違いざまに私を呼び止めて、「お母さんは仕事しているんだよね?」と聞いてきました。「ハイ。でももう仕事は難しいかもしれませんね……」と答えると、「あのね、お母さんは毎日、仕事に行きなさい」と、思いがけずきっぱりと言われたんです。

「彼もお母さんも、この病気のせいで何かをあきらめるなんて、絶対によくない。彼がごく普通にやりたいことをできるように、応援していくことが大事なんだよ。なのに、お母さんがやりたいことをあきらめちゃだめでしょ」って。

 私はこのとき、思わず声を上げて泣いてしまいました。深夜の病院の廊下でした。

 悩みぬいて、出した結論


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名刀美女丸(1945) 昭和20年01月 [You-Tube動画]

[You-Tube動画]



 名刀美女丸(1945)
「刀鍛治の奥儀」 昭和20年01月



 幕末の頃。若い刀鍛治、清音は自分の失敗から恩師に大失態をさせてしまった。
 恩師の娘­を狙う男に恩師を殺された清音は、復讐のために名刀作りに打ち込む。
 その傍らには彼を­励ます恩師の娘の姿があった…。

 戦争末期に作られた溝口健二監督の芸道もので、新派の名優たちが総出演している希小価­値の高い作品




https://youtu.be/pnAOtiNdLtA 1時間03分50秒

 2015/01/05 に公開

 戦争末期に作られた溝口健二監督の芸道もので、新派の名優たちが総出演している希小価­値の高い作品。

 幕末の頃。若い刀鍛治、清音は自分の失敗から恩師に大失態をさせてしまった。恩師の娘­を狙う男に恩師を殺された清音は、復讐のために名刀作りに打ち込む。その傍らには彼を­励ます恩師の娘の姿があった・・・・・・。

監督:溝口健二
脚本:川口松太郎
撮影:三木滋人

出演:
花柳章太郎
山田五十鈴
大矢市次郎
柳永二郎
伊志井寛

Kenji Mizoguchi - The Famous Sword Bijomaru(1945)


欧州中央銀行(ECB)本部に謎の女性が侵入して暴れる!「ECBの独裁を終わらせろ!」等と叫んで用紙をバラ撒く! 真実を探すブログ H.27/04/16

真実を探すブログ



 欧州中央銀行(ECB)本部に謎の女性が侵入して暴れる!
 「ECBの独裁終わらせろ!」等と叫んで用紙をバラ撒く!


真実を探すブログ 2015-04-16 17:00

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 ドイツ・フランクフルトの欧州中央銀行(ECB)本部で15日に開かれた理事会後のドラキ総裁の記者会見で、記者を名乗る女性が乱入しました。

 報道記事によると、「ECBの独裁を終わらせろ」と叫びながらドラギ総裁に詰め寄り、紙吹雪のような物とビラをバラ撒いて抗議したとのことです。後に警備員らによって取り押さえられました。

 この女性はドイツ・ハンブルク出身の21歳で、女性活動家の団体が「ECBへの抗議のためにやった」というメッセージをネット上に投稿したとしています。会見は一時中断後に再開され、ドラキ総裁にも怪我などはありませんでした。

↓女性が侵入した時の様子。
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☆ECB総裁の会見に女が乱入、机に飛び乗り叫ぶ
URL http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2470540.html


引用:

 15日、ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁が定例会見を行っていたところ、突然、女が机の上に飛び乗り、紙切れをばらまくなどしました。ドラギ総裁にけがはなかったものの、この騒ぎで会見が一時中断しました。

 ロイター通信によりますと、女はドイツ・ハンブルク出身の21歳で、女性活動家の団体が「ECBへの抗議のためにやった」というメッセージをネット上に投稿したとしています。(16日01:45)

:引用終了

☆謎の女乱入、机に飛び乗り大暴れ 中央銀行会見中に(15/04/16)


☆Mario Draghi Attacked by Protester at ECB Press Conference



 海外のSNSなどを見てみると、意外と賞賛されていてビックリです。「今のECBは欧州各国の独立性を奪っている」と指摘する方も多く、今回の女性みたいに激怒している方も見掛けます。イギリスなんかでも同じ様な抗議運動がありましたし、これもグローバル化の影響の1つだと言えるでしょう。



・ マザー・テレサ zeraniumのブログ H.27/04/04

zeraniumのブログ


 ・ マザー・テレサ


zeraniumのブログ 2015年4月 4日 (土)

Q、   
アメリカのある雑誌の記事で、マザー・テレサはカトリック教会の体制である男性優位の、聖職者階級制度にとって”反逆者”だとして記述されています。
もしマザー・テレサがジャンヌ・ダルクのような人であると考えられるならば、神はカトリック教会を救うでしょうね!


OSHO   マザー・テレサを反逆者として述べた人物は、言葉の意味を知らないと見える。
       彼女は男性優位のカトリック聖職者階級制度の奴隷にすぎず、彼女は取るに足りない人だ。女性がこれまでローマ法王であったことはなかったし、これからもないだろう。

   彼女を、一体どんな種類の反逆者だと言うのか? 
   彼女はポーランド系のローマ法王(故ヨハネ・パウロ2世)の前でひざまづいて、彼の手にキスをする。これが反逆者だというのだろうか? そして彼女は彼らの(キリスト教信者の)人口を増やすために貢献し、カトリック教会により多くの孤児を供給し続けている。なぜなら人口は政治における重大な要因であるし、そうしたことについて、誰もがそれほど世界全体を注意して見ることはないからだ。

   私はつい先日、知ったことがある。
   それはイスラム教徒たちがより多くの子どもを産むので、イスラエルが非常に心配しているということだ。イスラム教徒の彼らがより多くの子どもを産むのは当然だろう。なぜなら彼らは4人まで妻を持つことができるからだ。イスラム教徒は果てしなく増加している。

   そしてイスラエルは今や世界で唯一の、政府がより多くの子どもを産むことを奨励する国であり、誰もが少なくとも4人は子どもを持つべきだと言っている国だ。彼らは世界人口がすでに超過気味であることには関心がないようだ。彼らの唯一の関心は、彼らの地方政治にとって、イスラム教徒が多くなり過ぎては困る。つまり数において、ユダヤ人は少なくなり過ぎてはいけない、ということにある。

   そこには人口の政策がある。
   カトリック教会は世界に7億5千万人以上の信者を抱えており、宗教に関しては最大の単独の塊(かたまり)だ。そしてマザー・テレサは称賛されている。それは彼女が”反逆者”だからではなく、彼女はただ単に、カトリック教会にますます多くの孤児を連れて来ている卑屈な人であり、貧しいインド人をカトリックに転向させているために・・・。だからローマ法王は彼女を祝福するのだ。

   私は、もしローマ法王がマザー・テレサの前でひざまづき、彼女の手にキスをしたならば、その”反逆者”という記述を受け入れていただろう。なぜならその時、それはカトリックという男性指向の聖職階級制度が、マザー・テレサをローマ法王よりも高い存在として受け入れたという意味を持つからだ。

   しかし彼女は男性優位の教会という手の中の、ただの道具に過ぎない。
   そして教会内においても彼女には地位がない。しかし彼女は信者人口が増加するのを非常に助けてきたために、「彼ら」はノーベル賞を彼女に与える。さらにその他の賞や、博士号を授与する。

   こんなことで騙されてはいけない。
   こんなものはただのおもちゃだ。そしてすべては政治的なものなのだ。

 ノーベル賞とは単なる政治的な道具に過ぎない

   私の弟子の1人の経済学者がノーベル賞を受賞した。
   そして彼はノーベル賞委員会の場で、ノーベル賞を自分にではなく、私に与えてくれるように頼んだという。そこにいた人々は大きな衝撃を受け、1本の針が落ちても聞こえそうなほどの沈黙があったという。

   そこで私の友人は彼に言った。「二度とOSHOの名前を委員会で口にしないでくれ。それ(ノーベル賞)は、人がいかに貢献しているかどうかということとは無関係なのだ。それはすべて政治的なものであり、そこに政治的な支持がない限り、ノーベル賞が授与されることはあり得ないのだ」と。

   私はサニヤシン(弟子)たちに伝えた。
   「私はそれがすべて政治劇であることを知っているので、たとえ彼らがそうしても私は拒否するだろうということを、彼に委員会で言うように伝えなさい。そして私はマザー・テレサや多くの愚か者たちと一緒に分類されたくはない」と。

   そして実際にマザー・テレサは女性解放に反対しており、彼女を”反逆者”と書いた人が誰であれ、それは単なる無知か、あるいは彼女を賛美しようとしているかのどちらかだろう。その背後には政治的な動機がある。

   彼女が女性解放に反対しているのは、彼女が産児制限に反対しているという単純な理由からだ。彼女は「ピル」に反対しており、ピルは女性たちが男性から解放されるための最も大きな可能性だからだ。そうでなければ女性たちは、常に男性に依存したままの奴隷でいるだろう。

   もしマザー・テレサの考えに従うならば、女性は次々と子どもを産むべきであり、女性は継続的に妊娠し続けて、ただ母親になるだけだろう。女性の生涯は子どもを産むことと育てることですべて浪費されるだろう。彼女は経済的に独立ができない。教育も受けられない。彼女は男性と対等にどんな分野にも立ち上がることはできない。

   ピルは、女性が男性と対等になれる状況を作れる。
   なぜならピルは、絶え間ない妊娠から彼女を自由にさせるからだ。それは彼女を「依存」から自由にする。彼女は経済的に、財政的に自由でいられる。

   そして究極は、彼女は自分には結婚が必要ではないと要求できる。
   「もし私達が愛し合うなら一緒にいればいい。でも愛さないのなら(子どもはいないのだから)別れましょう。誠意をもって」 そこにはどのような争いの問題もない。

   だからマザー・テレサを”反逆者”と呼ぶ者たちは、誰であれ何も知らないただの愚か者だ。彼女は世界でもっとも保守的な人たちの1人に過ぎない。

   反逆には本物のガッツが必要だ。
   彼女は伝統的、正統的、そして因習的だ。イエス・キリストの処女懐胎を信じる者であり、イエス・キリストの奇跡を信じる者、復活を信じる者、そしてキリスト教はもっとも崇高な宗教であると信じる者であり、ただキリスト教徒だけが救われると信じる者に過ぎない。そしてあなたは、この女性の何を”反逆者”と呼ぶのかね? それなら私は何だろうか?

book 『炎の伝承 Ⅰ』 OSHO (講和篇)
 市民出版社 抜粋


花のあと [Daily Motion動画]

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 花のあと


 おなごと侮ることなく、何事もおもねることなく。私の剣に一心に向き合ってくれました。



Ito #1

Ito #1 投稿者 trb-7777777

Ito #2

Ito #2 投稿者 trb-7777777




この国で子ども育てていいのか 立ち上がる母親たち〈AERA〉 dot H.26/07/30

dot.

 この国で子ども育てていいのか 立ち上がる母親たち〈AERA〉


dot. 7月30日(水)7時10分配信

「女性の活用」を積極PRする安倍政権が、その女性を敵に回している。原発事故で不安をかき立てられた母親たちが、沈黙を破り、再び立ち上がる。

 2歳の長女を連れ、ママ友と会場を訪れた都内在住の専業主婦Aさん(37)は、社会問題の勉強会に参加するのは初めてだった。「友人に誘われたから」「夫の帰りが遅い日だったから」と、言い訳するように参加した理由を並べた後、こうつぶやいた。

「もう、これ以上、国のとばっちりを受けたくないんです」

 Aさんが参加したのは、7月中旬、東京都世田谷区の区民ホールで開かれた勉強会「ちょっと待って!『集団的自衛権』ってなに?」。この地域の親たちが企画した。平日の夜にもかかわらず、さまざまな思いを抱えた参加者が会場を埋めた。親子連れも多い。

 集団的自衛権の閣議決定から約2週間。2時間の勉強会の内容は、国際法と憲法だ。弁護士が解説する大学の講義のような話なのに、一日の仕事や家事で疲れもあるはずの人たちに居眠りをする様子はない。どの顔も真剣そのもの。

 Aさんがこれまで、社会的な問題にまったく無関心だったわけではない。東日本大震災を機に彼氏と結婚したが、それまで単なる“趣味”だった「食」と「健康」は、身を守る“闘い”に変わった。きっかけは、東京電力福島第一原発の事故だ。独身時代から、口に入れるものから身につけるものまで、体に良いと聞いて買い求めた天然素材商品が家にあふれていた。

 事故後はさらにミネラルウオーターで米を研ぎ、できるだけ外に出ないようにして外出時はマスク。好きだった海へ出かけることもなくなり、魚を食べるのも控えた。娘が生まれると、西日本産の粉ミルクや食材を買って与えた。

 ただ、そんな徹底した放射能からの“防衛”も、時が経つにつれて意識が薄れていった。娘に与える粉ミルクも、成長して飲む量が増えると、家計のやりくりもあって割安なものと「ミックス」するように。そのうち「どれも一緒」になった。

 あきらめが大部分を占めるようになった心を、再び揺さぶったのは、やはり原発だった。今年に入って再稼働の動きが、強まっている感じがした。

「電力は十分賄えているという話を読みました。日本は地震国で、またいつ地震があるか分からないのに。何のための再稼働なのか」

 怒りがよみがえった。そんなフツフツとした気持ちを、さらにいらつかせたのが集団的自衛権のニュースだ。しかし、インターネットで調べてみても、言葉が難しすぎてよく分からない。新聞やテレビでも解説してはいるが、原発事故のときに抱いた不信感をぬぐい去れず、ママ友から勉強会に誘われ、自然と足が向いた。

「この国が何をしたいのか疑問。すべてが不透明。誰も教えてくれないなら、今回は自分で勉強しなければ」

※AERA 2014年8月4日号より抜粋


女性は安倍首相にだまされない 天木直人のメッセージ H.26/07/29


天木直人のメッセージ


 女性は安倍首相にだまされない
  

天木 直人 | 外交評論家
天木直人のメッセージ2014年7月29日 6時4分

 いまごろになって各紙が安倍内閣支持率低下の世論調査を書き始めた。

 もう書いても大丈夫だということなのだろう。

 きょう7月29日の朝日も、最新の世論調査(7月26日、27日実施)結果を報じ、支持率が内閣発足最低になったと書いた。

 しかし、私がこの朝日の世論調査で注目したのは、女性の不支持率が37%で、支持率35%を上回ったという結果である。

 これは安倍首相にとっては衝撃的だろう。

 すべての目玉政策が行き詰まり、あたらに地方再生とか女性重視とかを、とってつけたように打ち出して点数稼ぎをしようとしていた矢先だ。

 しかし、女性の登用や雇用増大の数値目標をいくら掲げても、女性に負担のかかる介護や保育の政策をおろそかにするような安倍政権の政策では、何が女性重視だ、と女性に見抜かれているのだ。

 安倍首相に迎合したり、だまされる日本の男性はいても、女性はそうではないということだ。

 女性はえらい。

 せめてもの救いである(了)



セクハラやじで鈴木都議謝罪…官邸が恐れる政権への飛び火 日刊ゲンダイ H.26/06/23



 セクハラやじで鈴木都議謝罪…官邸が恐れる政権への飛び火


日刊ゲンダイ 2014年6月23日

日刊ゲンダイ 海外メディアも批判

 都議会で起きた「セクハラやじ問題」で、23日午後、発言を認めた自民党の鈴木章浩都議(51)が議会棟で塩村文夏都議(35)に謝罪した。その後、都庁内で会見し「産めない発言も一緒に報道され、謝罪する機会を逸してしまった」と釈明。「初心に帰って都議会議員として頑張りたい」と議員辞職については否定した。

「自民党都議団は当初、都議会が25日に閉会することもあって、議会を閉じてしまえば問題は収束すると甘くみていた。24日に開かれる議運の理事会で<今後は議会の品位を落とさないように努める>などといった適当な声明を出して問題を終わらせる予定だった」(都庁関係者)という。鈴木都議もこの日午前、都議会へ向かう前に自宅でメディアの取材に応じた際はヤジを否定したが、観念したようだ。

 だが、「時すでに遅し」である。この問題は国際的にも大きな関心事になっている。海外の主要メディアが一斉に取り上げているのだ。

 英紙ガーディアンは「女性議員が性差別的な暴言を受ける」とのタイトルで報道。CNNテレビも「性差別は日本企業では一般的」と批判的に報じ、米紙ウォールストリート・ジャーナルは、ヤジを受けた塩村都議のインタビューを載せている。

 海外メディアが「セクハラやじ」を大々的に報じ始めたことで、安倍官邸も頭を抱えているという。「安倍政権が女性支援策を推進する中での出来事」などと、安倍政権と絡めて報じられているからだ。

「このままでは安倍政権に火の粉が降りかかりかねない、と首相周辺は焦っています。なにしろ、海外メディアは従軍慰安婦問題をセックススレイブ(性奴隷)ととらえ、ただでさえ日本は女性の人権を軽視する国だと思っている。
 しかも、安倍首相本人も“夫婦別姓”に反対し、子育ては女性がやるものだという古い考えの持ち主だと知られているだけに、いつ安倍政権に批判の矛先が向かうか分からない。
 首相周辺からは、こうなったら次の組閣では女性大臣を5人以上誕生させて女性重視をアピールするしかない、なんて話まで出ています」(官邸事情通)

 そんなパフォーマンスに国際社会がだまされるとも思えないが……。



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