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ヒットラ-の南米亡命を助けたのはスペインのフランコ将軍。 R K's blog 2015/12/25

Richard Koshimizu's blog


 ヒットラ-の南米亡命を助けたのはスペインのフランコ将軍



Richard Koshimizu's blog 2015/12/25 06:05

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 ヒストリーチャンネルの「ヒトラーを追跡せよ!浮かび上がった亡命説」という番組をチラ見したのですが、「ヒトラーがアルゼンチンにUボートで亡命する前に、スペインの修道院に隠れていた。」と普通に語っています。w

 スペイン北西部の山間部の修道院にナチス残党が逃げ込み、修道僧の格好をして潜伏していた。当時15歳の地元の少年が、修道院と外部を結ぶ地下トンネルの極秘建造工事に従事していたという。その人物が、ヒットラーを含むナチス高官5人が、修道院近くの農場に着陸した航空機から降りてくるのを目撃している。「髭」は剃っていた。1945年5月1日頃だという。

 ベルリン陥落が1945年4月だから、時系列的には辻褄が合う。その後、ノルウエーのベルゲン?からUボートでアルゼンチンに向かったと思われるけれど、中継点がなければとても無理。下手に寄港もできないし、どうしたのか?

 ありましたねー。カナリア諸島が。スペイン領のカナリア諸島ですが、戦中からナチスドイツのUボートの補給基地が、内緒で設けられていた様子で、ここが戦後もヒットラー様ご一行のために活躍したんですね。

 そもそもスペインは、WW2の間、中立国であったわけであるけれど、実際には、ヒットラーにいろいろ便宜を図っていた様子。戦後も、その関係は続いていたということですね。それも当たり前。当時の独裁者フランコ将軍は、勿論、隠れユダヤ人ですから。

 ■ところで、1936年に共和国政府(人民戦線内閣)に対するクーデターを起こし、ヒトラーやムッソリーニの協力を仰いで内戦を勝ち抜いたフランシスコ・フランコだが、先ほども言ったように、その姓は彼がユダヤの起源を持つことを強く物語っている。
 また有名なスパイであるベラスコは明らかにフランコをユダヤ系として扱っている。
 ベラスコ自身が自分をユダヤ人であると認識しており、そのうえでナチSSと協力してヒトラーに仕えていたのだ。

http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hc/_floorA6F_hc.html


 (その後、アルゼンチンの沖合で、Uボート2隻が投降して、多くの兵士が下船している。少なくとも5隻のUボートがアルゼンチンを目指したと思われる。)

 隠れユダヤ人のフランコ将軍が、イスラエル建国の父、隠れユダヤ人アドルフ・ロスチャイルド・ヒットラー男爵を匿い、南米に逃がしたわけであり、別に面白くもなんともない史実なんですがねー。

 ところが、学校の教科書には真実なんて何も書いてない。
 だから、誰も興味を持てない。嘘まみれの世界史をまじめに暗記できる学生さんたち、どこかおかしいですよ。
 本能的に忌避したくなりませんか?ならない?松沢病院へどうぞ。


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CIAの本拠地はスイス、同国を建国したのは近代悪魔組織の源流・テンプル騎士団? 今この時&あの日あの時 2015年11月 3日 

今この時&あの日あの時



 CIAの本拠地はスイス、同国を建国したのは近代悪魔組織の源流・テンプル騎士団



今この時&あの日あの時 2015年11月 3日 (火)

-スイスといえば、白雪をいただくアルプスと美しい湖のある国、永世中立の平和な国、アルプスの少女ハイジの国、時計など精密工業に優れた国など、どちらかというと良いイメージの国である。

 しかし今回の転載文によれば、そういう見方は暗黒勢力にとって思う壺なのらしい。

 そういえばスイス、特にジュネーヴには末尾に転載するとおり国際機関が異常に多いのである。

 首都でもない人口わずか18万人に過ぎない都市になぜこんなにも多くのイルミ国際機関が集中しているのか?

 もっと早く気がつくべきだったのだろうが、「彼ら」は気づかせないためにも世界中にスイスの好イメージを振りまいてきたわけである。分けても驚くのは、「CIAの本拠地はスイス」という今回のテーマである。

 えっ、あの“世界的広域暴力組織”の本拠地はアメリカでしょ?

 それがどうも違うらしい。CIAは戦後日本を占領したGHQの情報局が発展して出来た比較的新しい組織というのが通説である。

 ついでに裏話をすれば、その創設資金はGHQが押収した旧日本軍の退隠蔵物を本国に持ち帰って換金した(今の時価換算で50兆円)一部が当てられ(退隠蔵物隠匿取締りの日本手先が今の東京地検特捜部)、1955年の自由民主党設立は売国スパイ岸信介ら経由でさらにその一部の援助金に拠るものだった。

 しかし私たちが知るCIAは米国支局のようなもので、本拠地はあくまでもスイス、そしてその淵源は何と、今日のすべての悪魔組織の源流とされる(十字軍遠征時結成の)テンプル騎士団にまで遡り、スイス建国(1291年?)の40年後にはもう創設されていたという驚愕の話なのである。 (大場光太郎・記)-

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 CIAの本拠地はスイス

http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1925395.html
大摩邇 2015年04月01日18:17
日本や世界や宇宙の動向さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51955492.html

<転載開始>
 やはり。。。。スイスが!という感じです。何しろスイスには多くの著名人、独裁者、企業家、銀行家に好かれている国です。彼らはスイスを第二の故郷にしているのでしょう。

 スイスだけがどうして戦争もなく平和であり続けるのか。。。スイスは世界で唯一の中立国として侵略されず、主権も犯されず、テロの被害にも、災害の被害にも遭っていませんし、金融危機も起きません。

 しかもヨーロッパの中心部に位置するのに。。。何の民族紛争もありません。

 また、戦前、スイスには国際連盟の本部があったようですし、戦後は国連の様々な機関がスイスに置かれています。
なぜ、このようにイルミナティの多くの機関がスイスにあるのか。。。どう見てもおかしいのです。

 そのため、スイスには何かあるなと思っていました。私は個人的にスイスはあまり好きではありません。景色も美しく、犯罪も少なく、汚染されておらず、平和的でとても素敵な国だと観光客は思うでしょう。

 でもスイスは何か近寄り難い独特の雰囲気があります。

 そのような奇妙な雰囲気がある理由は、一般のスイス人のせいではなく、スイスがイルミナティのための天国として建国されたからなのかもしれません。

 それにしても、何百年も前にCIAが結成されたことや、スイスが彼らの本拠地だった事は、本当に驚きです。

 つまりCIAはアメリカの諜報機関ではないということです。アメリカはCIAの支局が置かれている国だったのです。
CIAはまさにグローバル集団であり、NWOの象徴です。

 そういえば、数週間前に、アメリカのCIA本部が一時閉鎖されていましたが、フルフォード氏は、その理由をCIA本部が捜査され、複数のCIA職員が逮捕された、と説明していましたが。。。たとえ本当にアメリカのCIA本部が捜査されたとしてもトカゲのしっぽ切りでしかないということが、これで分かります。

 フルフォード氏の情報は50%は正しくないと言わざるを得ません。気を付ましょう。

 まあ、彼は中国大好き人間ですから。。。

http://beforeitsnews.com/alternative/2015/03/1-most-censored-story-in-the-world-10-reasons-switzerland-is-home-to-cia-central-intelligence-agency-3130940.html

(概要)
3月31日付け:

 スイスがCIAの本拠地です!

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以下の情報は2014年12月21日に初めて出版された著書「Greenland Theory: Apocalypse Now」及び関連サイトに投稿された記事に基づくものです。ここではスイスとCIAの関係について明かされており、非常にショッキングな内容となっています。スイスに本部を置くCIAによる数世紀にも渡る世界的戦争犯罪を終わらせるために、この事実が明かされなければなりません。

 Truther.orgのデービッド・チェイサー・テイラー氏によると:

 ヨーロッパの中心に位置するスイスはCIAの本拠地です。CIAはHoly Sea=Holy C(聖なる海)という偽名の下で活動しています。CIAは、約755年前にスイス連邦(Confoederationis Helveticae )が建国されて40年後に創設されました。

 演繹的推理を基に、スイスがCIAの活動拠点であると考えられます。スイスのバーゼルにあるBIS国際決済銀行へのお金の流れを見れば分かります。この銀行は秘密裡にCIAの活動資金を供給しています。

 スイスはCIAを匿っている世界で最もユニークな国です。

 スイスとCIAは世界中で絶えず暗殺、テロ攻撃、戦争を内密に起こしています。そのため、スイスではそのような騒乱は一切起きません。。

 つまり、スイスは世界的な騒乱の嵐の目なのです。スイスは、過去500年以上、金融危機も、テロも、戦争も起きていません。結局、CIAの指揮下で活動しているテロリストらは、世界中でブラック・オペレーションを実行した後、静かで安全な逃げ込み場所に戻る必要があります。

 さらにテロリストらは、誰からも告発されないように安全な場所に逃げる必要があります。スイスは国際的にも中立的な立場をとっていますから、彼らが逃げる場所としては最適です。このような理由から、悪名高い銀行家、海賊、テンプル騎士団やオーダー・オブ・セントジョンと呼ばれるテロリスト集団などは、スイスに逃げ込むのです。

 CIAは世界各国の諜報機関や軍隊を指揮・支配しているため、彼らこそが世界的な暗殺、テロ、戦争の首謀者なのです。スイスは世界中で思うがままに政治的、軍事的作戦を行えますので、スイス・アーミー・ナイフの概念はここから由来しています。

 スイスは傭兵隊員で有名ですが、傭兵とは、CIAが暗殺やスパイ活動を実行するために、外国陸軍、政府、法廷に戦略的に配備した隊員のことをいいます。しかし99%のスイス人は彼らの国がCIAの本拠地であることを全く知りません。

 スイスがCIAの本拠地となった理由:

1. ヨーロッパの中心に位置する。
2. 世界で唯一の中立国である。
3. 世界で唯一の主権国家である。
4. オニキス・インターセプション・システムの本拠地。
5. 聖なる海(Holy See )がある→(Holy C-I-A)
6. BIS国際決済銀行がある。
7. スイスの名前はChとSuisseでありCIAとSSと同じ。
8. スイスの国家的な記念日はスパイ神殿(Temple of Spies)の記念日と同じ日である。
9. スイスは独裁者と親密な繋がりがある。(例:ヒットラー、ムッソリーニ、金正恩など)
10. スイスを建国したのはテンプル騎士団とオーダー・オブ・セントジョンである。

以下省略

人口18万人のジュネーブに国際機関が集まる理由
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20080925-90005089-r25

(転載終わり)

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(戦闘に向かうテンプル騎士団)

11038
(イルミナティ国際機関集中都市ジュネーヴ)


(参考-ウィキペディア)

 ジュネーヴに事務局・本部等を置いている国際機関には以下のものがある。
  • 国際連合諸機関
  • 国際連合欧州本部(旧国際連盟本部)

  • 国際連合人権高等弁務官事務所 (OHCHR)

  • 国際連合難民高等弁務官事務所 (UNHCR)

  • 国際連合貿易開発会議 (UNCTAD)

  • 国際連合エイズ合同計画 (UNAIDS)

  • 国際連合専門機関
  • 国際電気通信連合 (ITU)

  • 国際労働機関 (ILO)

  • 世界気象機関 (WMO)

  • 世界知的所有権機関 (WIPO)

  • 世界保健機関 (WHO)

  • その他の国際機関

  • 中が豪で韓国規模の牧場を爆買い露が日本にエネルギー供給拡大ドル詐欺の穀物原油メジャーもアウトです 六道輪廻サバイバル日記 2015-11-10

    六道輪廻サバイバル日記



     中が豪で韓国規模の牧場を爆買い
     露が日本にエネルギー供給拡大
     ドル詐欺の穀物原油メジャーもアウトです



    六道輪廻サバイバル日記 2015-11-10
    テーマ:

    中が豪で韓国規模の牧場を爆買い、
    露が日本にエネルギー供給拡大、
    ドル詐欺の穀物メジャーも原油メジャーもアウトです。


    ★阿修羅♪ 掲示板 小沢内閣待望論 2015/11/10 20:57
    http://www.asyura2.com/15/cult15/msg/355.html

    フランスのシャトーを
    三桁で爆買いしたのに続く爆買いで、

    これでドル詐欺の遺伝子組み換えを食らわずに、
    中国から穀物も牛肉も輸入できます。

    また、ドル詐欺から高い原油を買わされ、
    高くて危険な原発を稼働させられる理由が
    無くなります。

    これらからもわかる通り、
    日本が付き合うべきは中露で、

    カツアゲしかできないドル詐欺とは
    くっついていてもろくな事がありません。

    二位に転落しても輸出先として
    捨てがたいという馬鹿もいると思いますが、
    カツアゲがその何倍もあり、

    我々から奪った金で買ってくれても大損で、
    その上屑のような物を買わされ、
    まともなものは吹っ掛けられ、

    喜べるのは日本を破壊して
    日本人にとって代わりたい背乗りや通名だけで、
    早く中露に半島を爆買いしてもらいたいものです。

    両国は日本の勤勉さと
    巧みの技にリスペクトが有り、
    ドル詐欺とは月とスッポンドリンクです。

    ロシアは世界一広大な領土を
    日本の技術で死に土地を無くしたい、

    中国は世界一の人口を
    全員日本人レベルにしたいという願望があり、

    日本は巧みの技が消えぬうちに
    伝承したいという思いがあり、
    相思相愛の関係にあります。

    この三国が同盟する事は
    世界にとっても喜ばしい事で、

    若者はどんどん両国に旅立ち、
    ヒモを切り離す原動力となる事です。

    ++++++++++++++++

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151014-00000032-rcdc-cn



    歴史ミステリー 関ヶ原の戦いの黒幕はエリザベス女王だった?  [You-Tube動画]

    歴史ミステリー [You-Tube動画]



     関ヶ原の戦いの黒幕はエリザベス女王だった?



    歴史ミステリー 関ヶ原の戦いの黒幕はエリザベス女王だった?

    https://youtu.be/AIksNZxDMnc 2014/02/08 に公開



    「サウド家はユダヤ教に改宗したハザール人がアラブに移り、アラビア人を娶りイスラム教に改宗して勃興」 R K's blog 2015/10/30

    Richard Koshimizu's blog


    サウド家はユダヤ教に改宗したハザール人がアラブに移り、アラビア人を娶りイスラム教に改宗して勃興」



    Richard Koshimizu's blog 2015/10/30 09:00

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     サウド家とユダヤ米国の癒着関係。

     ユダヤ・ベクテル社とビン・ラディングループの親密関係。

     イエメンの隠れユダヤ人、ビン・ラディンとサウジ王室の癒着。


     全て、理解できちゃいますね。

     宗教って、何百年も隠れて信仰を維持できるものなんですね。

     長崎の隠れキリシタンは、徳川250年間、地下に潜伏していて、明治になって欧州からイエズス会だかフランシスコ会の神父が来日したら、大浦天主堂にぞろぞろと表れたそうです。
     当時、キリスト教世界では大ニュースになったそうです。


     隠れユダヤ教徒(マラーノ)がイスラムを偽装して数百年。いくらでもありそうですね。

     何しろ、米国では、福音派(エバンジェリカル)を偽装した隠れユダヤ人が、大統領を歴任しているくらいですから。

    情報感謝。



     2015/10/29 09:13

     Veterans Todayにも、キャサリン フリスクという女史が、「サウド家は、ユダヤ教に改宗したハザール人がアラブに移り、アラビア人を娶りイスラム教に改宗して勃興した。」と書かれていますから、世界的に知られていることなのでしょう。

     この記事には「トルコ人は、アンタルヤから来てイスラム教に改宗したハザール人。」とも書かれてます。

     そう考えると、今ISISを支援しているのが、米、イスラエル、サウジアラビア、トルコというのも納得できます

    Khazar World Order in the Headlights! http://www.veteranstoday.com/2015/10/16/khazar-world-order-in-the-headlights/

     普通のイスラム教徒だったら、それくらいのこと知っているんどえはないでしょうか。こいつは馬鹿丸出しですね。



    ゴールドマンサックスが大幅な減益 R K's blog 2015/10/17

    Richard Koshimizu's blog



     ゴールドマンサックスが大幅な減益


    Richard Koshimizu's blog 2015/10/17 09:58

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     ゴールドマン搾取のデリバティブ詐欺ビジネスは、同社の資産の100倍とかの規模なので、こけると「減益」程度では済まないでしょう。損失のごく一部を計上しただけではないのかな。

     GSユダヤ金融悪魔がこの世から消える日を心待ちにしています。


    2015/10/17 05:37

     昨日、テレビのニュースで、駄目リカのゴールドマンサックスが大幅な減益とか言うニュースをやってました。

     やはり、駄目リカで、なんかあったんじゃないですか?

     デリバティブの金融部門で大幅な減益があったのが原因とか言ってました。

    匿名希望


    ・明治維新もまた、「通貨発行権」を手に入れるために仕掛けられた内戦だった zeraniumのブログ 2015年10月17日 

    zeraniumのブログ



     ・明治維新もまた、「通貨発行権」を手に入れるために仕掛けられた内戦だった


    zeraniumのブログ 2015年10月17日 (土)

       中央銀行制度は、国民を搾取するための壮大な装置ということができます。
       たとえば今、あなたの財布に入っている1万円札。みなさんはこのお金は自分か稼いだ自分のお金だと思っているはずです。

       ところがこれは考え違いです。
       日本銀行を設立したときから今日に至るまで、日本政府は日本人が必要とするお金を日銀から借りてきました。実は、いま財布に入っているお札の金額をはじめ、金融機関に預金している金額は、すべてみなさんの借金なのです。

       その証拠に、日本政府はそれに対して日銀に金利を払い続けているからです。
       つまり、市中に供給されているお金、いわゆるマネーサプライは、すべて国債と引き換えになっているので、日本人は国債の表面金利を日銀に支払わなければならないわけです。

       ですが、かりに日本銀行券(お札)が政府発行の政府紙幣であるならば、それは借金ではないので、日本人が金利を支払う必要はありません。(つまり、日本政府が通貨発行権を持っていないからですが、)それなのに政府が、通貨発行権を持つべきだという論議はどういうわけか起こりません。

       日銀の株式は、法律により55%を政府が持っています。
       残りの45%は民間が持っています。資本金はたったの1億円で、正式には日銀は株式会社ではなく認可法人です。発行されているのは株式ではなく、出資証券です。そこでは何が違うかというと、株主総会はなく、議決権は出資証券には付与されていないのです。

       また配当は1株100円に対して5円が上限なので、日銀の株を持っても配当がたくさんもらえるわけではありません。もちろんオーナーとして隠然たる影響力を行使できるはずで、民間の45%のうち6%くらいを金融機関などが持っています。そして39%は個人とされていますが、この個人が誰であるかはこれまで明らかにされたことがありません
    。(外国資本ロスチャイルドといわれています。zeranium)

       日銀の出資証券はジャスダックに上場されています。
       つまり、建前上は三菱東京UFJ銀行のような上場企業の形ちをとっています。ただしこれは、民間が45%の公開企業という建前を見せるだけの形ちに過ぎません。

       ジャスダックで取引されているのは、1年間を通じて額面100円、全体で100万株のうち5万株にすぎません。つまり総株数のうち、5%しか取引されていないのです。しかもこの5%は、金融機関などの持つ6%が国債の価格変動に合わせて、行ったり来たりしているだけなのです。

       もちろん大手証券会社に口座があれば、ジャスダックに売り玉が出たときに買える可能性はありますが、議決権もなければ、配当もたいしたことがない出資証券なので、額にいれて飾っておくくらいの旨みしかありません。そして持ち主が決して明かされない39%部分については、いっさい持分は変動してはいません。

     明治維新もまた、通貨発行権を手に入れるために仕掛けられた内戦だった

       日銀、日本銀行の設立は、薩摩藩士であり、内閣総理大臣を2度務めた初代大蔵大臣・松方正義によるものです。松方正義は42歳の時にフランスに留学した際、日銀設立構想を固めたと言われています。

       ただ松方の構想では「株金は広く大衆から募集し」となっているのですが、実際には39%が個人に押さえられており、どのようなルートで個人のものになったかは開かされてはいません。もちろん、この39%の重要部分については、当時のヨーロッパの銀行家が押さえたと考えられています。

       ところで読者のみなさんは、明治の元勲と呼ばれる偉人たちの中に、あっけなくこの世を去った人物たちが多いのに気づいているでしょうか? たとえば西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀(たてわき)、大村益次郎、木戸孝允(たかよし)・・・。まだまだいます。彼らの幾人かはイギリス革命時のクロムウェルや、フランス革命のロベスピエールと同じ境遇であったのではないかと私は思いますが、みなさんはどう見られるでしょうか?

       歴史をこのように俯瞰してみると、かつて王家対王家の領土争いだった戦争が、いつの間にか同じ戦争の続きに見せかけた王家対ヨーロッパの大銀行家の戦争に変質していたことがわかります。そして17世紀から19世紀ににかけての戦争は、もはや領土の帰属ではなく、通貨発行権の帰属をめぐる戦いに変化していたことが理解できるはずです。

       はっきりとその形が示されたのが、戦争に明け暮れるイングランドで起こった名誉革命でした。それ以来、ヨーロッパの諸国は封建主義の衣の整理を始め、ゆっくりと近代の国民国家へと変貌していきます。時代は少し飛びますが、ロシア革命も、名誉革命やフランス革命と同じやり方によって、ヨーロッパの大銀行家たちが仕掛けたものといえます。

       私はマルクスやエンゲルスが、銀行家の指令を受けて『共産党宣言』や『資本論』を著したとは言いませんが、大銀行家たちがそれを思想宣伝の格好の道具に利用して、ロシア国民を革命に扇動したことはまず間違いのないことだと考えています。実際にソビエトが崩壊した時、エリツィン大統領は、ソ連が終わって「残ったのは西側の銀行に対する借金だけだった」と語っています。

       そして通貨発行権をめぐる国家対ヨーロッパの大銀行家の戦争は1913年に、アメリカのFRB(連邦準備銀行)の設立によって、一応の終息を迎えます。なぜ私が、それをもって終息と言うのか。理由は簡単です。

       なぜならこれまでは、「通貨発行権の獲得」のために戦争が起こされ、行なわれたのですが、アメリカのFRB設立以降は、「通貨発行権の行使」のために戦争が行なわれるようになったからです。

       それは21世紀の現在においても、戦争目的は変わりません。
       私たちがこの時代に生を受け、今に至る間にも、中東や中央アジア、アフリカ、あるいはバルカン半島などで数々の戦争が行なわれてきました。そしてこれらのすべてが、国債金融資本が仕掛けた「通貨発行権の行使」のための戦争ということができます。


    日本人だけが知らない
    book『戦争論』 苫米地英人著 フォレスト出版 抜粋

    「47年間イルミナティーであった私が、今その秘密を話そう」・・・ カレイドスコープ H.27/04/03

    カレイドスコープ


    47年間イルミナティーであった私が、今その秘密を話そう」・・・


    「span style="color:#000000">カレイドスコープ Fri.2015.04.03

    mag20150402-2.jpg
    デンバー空港ターミナルビルの床

    「AU AG」=金と銀? それともAustralia Antigen

     フセインは存命。アレックス・ジョーンズはイルミナティー

    これから、イルミナティがどうやって私をリクルートし、どのようにして私がイルミナティーの課程を通過したのかについて書こうと思います。

    1964年、私がハーバード大に通う頃になると、金銭的にはますます豊かになり始めており、学内における私の影響力は、いろいろなクラブやさまざまな組織へと広がっていったのです。

    ・・・・・・・・・

    現在、全米には、さまざまな目的で使用される57の地下基地と地下要塞があります。
    そして、世界中には439の地下要塞があります。

    20100327-17.jpg

    これらの地下基地と地下要塞のすべてがイルミナティーによってコントロールされ、維持されています。

    最も大きな地下要塞は、ブラジルのサンパウロにあるものです。
    この地下要塞は、5000人の人々が10年間、暮らしていける能力を持っています。

    ・・・この地下要塞は、この世の終わりの出来事のときのために確保されています。

    世界でもっとも富裕で、もっとも賢明で、もっともパワフルな人々のうちの5000人は、世界規模の熱核戦争、自然災害、または世界規模の大災害などが起こっても、この地下要塞のシェルターに入れば守られるのです。

    ・・・第三次世界大戦が起きた場合は、世界のリーダーすべては、このブラジルのサンパウロの巨大地下要塞のシェルターに入ります。そのとき、世界の政府は代理政府となっています。

    世界でもっとも富裕な人々は、そのとき、ここに入るのです。
    それは、ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、石油メジャーの大物たちです。

    エイブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln):

    ・・・イルミナティーが南北戦争を引き起こすことで豊かになることが分かっていなれば、奴隷制度は、それからもアメリカで続いていたでしょう。南北戦争が起こったのは、奴隷を解放することで、イルミナティーがますます豊かになることが分かったからなのです。

    リンカーンは、南北戦争を引き起こすためだけに大統領職を与えられたということです。
    つまり、リンカーンは取引をしたのです。
    彼は、ひとたび戦争が終われば、大統領執務室から追い出されることに納得していました。

    サダム・フセイン(Saddam Hussein):

    首を吊るされたフセインはダミーです。
    そして、ネット上に流された携帯電話の動画は、最初から「証拠」として広まられることが意図されていたのです。

    フセインは、今、アルゼンチンのどこかの地下要塞にいます。

    あなた方は、HAARPの陰謀について知っています。それは事実です。太鼓判を押します。それは事実、間違いのないことです。

    HAARPとメキシコ湾の原油流出事故:

    HAARPマシーンは、太平洋の海中の要塞に完全に格納されています。
    このマシンは1980年代後半に開発されて、最初に使われたのは、1990年代になってからです。

    このマシンは、イルミナティ―が引き起こしたいと考えたどんな自然災害も作り出す能力を持っています。

    ハリケーン「カトリーナ」は、HAARPマシーンの産物です。
    それは、「転換点」をつくり出すために使用されました。

    その地域がカオス状態になって、人々の注意が散漫になっている間に、エンジニアたちは、原油流出事故を起こすための準備をするために海を潜航したのです。

    私は、イルミナティーがメキシコ湾に大量の原油を流出させる能力があることを請合います。

    湾にすでにポンプ圧送された油は、その後の大災害に比べれば微々たるものでした。

    ・・・すでにメキシコ湾の原油流出事故が、その地域の子供の脳の中に、ミクロボディー(微小体)をインプラント(埋め込み)するための機会を作るために仕組まれたものであることは言いました。

    これらのミクロボディーが起動するときはいつでも、それをインプラントされた子供たちはその影響を受け、今現在も政府のコントロール下に置かれています。

    また、イルミナティーは、フレンチ・クォーター(ニューオーリンズで最も歴史があり有名な地区)の真下に直接、地下掩体壕を建設するために、ハリケーン・カトリーナの災害を利用しました。


    「イスラーム国」(IS)はどこまで勢力を広げているか-さらに複雑化する「ゴルディアスの結び目」 YAHOO!ニュース 2015年10月16日




    「イスラーム国」(IS)はどこまで勢力を広げているか-さらに複雑化する「ゴルディアスの結び目」



    YAHOO!ニュース 2015年10月16日 21時23分配信

    六辻彰二 | 国際政治学者


    (写真:ロイター/アフロ)

     10月3日、バングラデシュで星邦男氏がISを名乗る組織によって殺害された事件では、ISがそれを正式に認めたと報じられています。一方、バングラデシュ政府は「国内にIS系組織があるとは承知していない」旨の見解を述べています

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     上の図は、インテル・センターの情報をもとに作成した、ISを支持する、あるいはこれに忠誠を誓う、世界の35組織の分布を示す地図です。ナイジェリアのボコ・ハラムなどを除くと、そのほとんどは知名度、資金、人員などに乏しい零細組織です。

     これらがISへの支持・忠誠を表明するのは、自らのブランド化やISからの支援への期待があるとみられます。いずれにせよ、ここでもやはり、バングラデシュの組織で「正式に」ISと関係をもつ組織は報告されていません。

     だとすると、今回の犯行は、シリアやイラクでの戦闘に参加したIS支持者によるもので、ISの声明はそれを追認したものとみるのが妥当といえるでしょう。それは個人単位でISに支持・忠誠を誓う者によるテロ活動が活発化する状況を象徴します。これがテロの拡散への懸念を強めることは、言うまでもありません。

     これに象徴されるように、ISをめぐる情勢は、ますます混迷を深めています。少なくともISを支持する者の観点からみれば、ISの台頭は、いわば一種の「革命」という側面をもちます。世界中から3万人以上の戦闘員がシリアへ自発的に集まったことは、そのソーシャルネットワークを通じたリクルート手法の巧みさとともに、ISの「建国」と「領土拡張」が、支持者予備軍にとって、イスラーム圏や世界に満ち溢れた矛盾を一刀両断に解決するための提案と映るからとみられます。しかし、そのIS自身が、新たな矛盾や対立をもたらす一因になる傾向は、ますます強くなっています。

     イスラーム世界における「建前」と実体

    IS台頭について振り返る前に、イスラーム世界における矛盾についてみておきます。

     イスラーム圏では多かれ少なかれ、政府は自らの支配をイスラームの言辞で正当化します。多くの国ではイスラーム法学者(ウラマー)が政府の政策などをイスラームに適っているかを評価する法判断(ファトワー)を出しますが、ウラマーが国家機関に取り込まれていることも珍しくありません。その場合、当然のごとく、公務員であるウラマーが政府に批判的なファトワーを出すことは稀です。つまり、政府がウラマー、特に上級ウラマーのファトワーを通じて、自らの支配をイスラームで正当化することが珍しくないのです。

     しかし、その「建前」が実体とかけ離れてくれば、そこに違和感をもつ人々が増えたとしても、不思議ではありません。イスラームでは他の宗教以上に、「信徒の平等」や「信徒同士の相互扶助」が強調されます。ところが、平等重視のイスラーム圏の多くの国でも貧富の格差は大きくなりつつあります。大地主制が根強く残るラテンアメリカのように、もともと「不平等が当たり前」の社会では、60以上のジニ係数があったとしても、大きな問題になりにくい傾向があります。しかし、逆に「平等が当たり前」の社会では、不平等に敏感になりやすくなります。

     のみならず、「イスラームは一つの共同体」という「建前」があったとしても、実際にはそれぞれの主権国家に分断されていて、「ムスリム同士の平等」が国籍の違いによって否定されることも珍しくありません。1948年以降、各地に逃れたパレスチナ人たちのなかには、富裕な湾岸諸国に移り住んだ人々も少なくありませんでしたが、教師やエンジニアなどとして社会を支える存在になりながらも、「二級市民」として差別的に扱われてきたことは、これを象徴します。

     さらに、コーランではムスリム同士が争うことが戒められていますが、実際にはイスラーム諸国同士の争いは絶えません。スンニ派とシーア派の宗派対立だけでなく、同じ宗派内でも、例えばイラクによるクウェート占領に端を発する1991年の湾岸戦争で、サウジアラビア、エジプト、シリアなどは米国主導の多国籍軍に協力しましたが、ヨルダン、リビア、イエメンなどはイラクを支持し、両派の間には冷たい関係が生まれました。

     また、多くのイスラーム諸国はパレスチナ問題をめぐって「イスラームの団結」と「イスラエルの打倒」を口にするものの、イスラエルが軍事大国化するにつれ、1973年の第四次中東戦争を最後に、アラブ諸国が正面からこれと対決することは、実際にはほとんどなくなりました。2014年8月、イスラエル軍のガザ地区侵攻を受けて、サウジアラビアでパレスチナ支持のデモが発生しました。これに対して、同国の上級ウラマーの一人はデモがコーランで禁じられる「扇動」にあたるという法判断を下し、代わりにパレスチナ人を支援するための献金を勧めたことは、イスラエルとの直接対決を避けるサウジアラビア政府の方針に沿ったものでした。ただし、「建前」と実体の乖離という意味では、これもやはり同様です。

     「建前」と実体の乖離

    どんな社会でも「建前」通りというわけにはいかず、その矛盾を受け入れることは社会の安定にとって欠かせません。その一方で、あまりに「建前」と実体がかけ離れてくれば、体制の正統性が疑問視されることもまた確かです。特に、情報端末が普及し、さまざまな知識や情報が容易に手に入るようになるなか、「建前」を否定する事実を発見することはますます簡単になりつつあります。

     さまざまな矛盾に直面するなか、何らかの理念でもって社会を再構築しようとする動きが生まれることは、珍しくありません。経済統合の負の側面が表面化し、不法移民や難民が増加するEU諸国で、「国家としての独立性」を強調するナショナリズムが噴出することは、これを象徴します。イスラーム圏でも、イスラームの教義に適う社会の再構築を図るイスラーム主義の台頭が目立つことは、さまざまな矛盾を解消するエネルギーをイスラームに求める人々が増えていることが大きな要因となっています。とりわけ、ISの台頭はその代表格といえるでしょう。

     2014年6月29日の「建国宣言」にともない、ISのアブバカル・バグダディ容疑者は「信者の支持によって」カリフ(預言者ムハンマドの後継者)に就任したと発表しました。その真偽よりむしろ問題は、「信者の支持によるカリフ位就任」が、ムハンマド没後の「正統カリフ時代」以来、絶えて久しい慣習であることです。つまり、その幹部がイラク人によって占められるなど、必ずしも実体をともなっていないとはいえ、ISは「原初のイスラーム共同体の復興」イメージを強く打ち出しているのです。

     「一人のカリフのもとで一つのイスラーム共同体を形成すること」は、現今のイスラーム世界が抱えるさまざまな矛盾を解消するエネルギーをもちます
    。既存の国境線が否定されるため、そこでは現在の国籍に基づく権利や待遇の差はなくなることになり、「ムスリムの平等」が実現することになります。さらに、ISが5年以内の実現を掲げる、イベリア半島から中国北西部に至る「領土拡張」によって「一つのイスラーム共同体」が生まれれば、そこではイスラーム諸国同士の争いがなくなることになります。そして、「領土拡張計画」の範囲にはパレスチナやイスラエルも含まれるので、パレスチナ問題も当然解決されることになります

     一時はイスラーム過激派の中心を占めたアルカイダのスローガンは「グローバル・ジハード」、つまり世界各地でのテロ活動の称揚でした。しかし、これは米国などに反感をもつ人間に一定の波及効果があるものの、ISによる「カリフ制国家樹立」と比べて、「その先にある世界像」を提示しきれません。さらに、ホームグロウンテロを称揚しながらも、アルカイダのスタンスは基本的にバックアップに過ぎません。この点において、「理想郷を作る作業への参加」を呼びかけるISの方が、支持者予備軍にとって、参加の心理的ハードルは低いといえるでしょう。これらに鑑みれば、支持確保のためのイデオロギー戦において、ISはアルカイダを凌駕したといえます。

     古代ギリシャの伝説に「ゴルディアスの結び目」というエピソードがあります。「ほどいた者はアジアの王になれる」といわれたゴルディアスの結び目は、何人もの挑戦を退けましたが、最後にアレクサンダー大王によって剣で切り落とされ、ほどけたといわれます。ここから、「ゴルディアスの結び目」は、複雑に絡み合った問題を一刀両断に解決することの比喩になっています。

     少なくともその支持者にとって、「一人のカリフのもとで一つのイスラーム共同体を形成すること」は、複雑に絡み合い、矛盾に満ちたイスラーム世界の現状を打破する「ゴルディアスの結び目」と映るかもしれません。その意味で、ISのアピールには革命的イデオロギーとしての側面があるといえるでしょう


     複雑化する「ゴルディアスの結び目」

    ただし、ISの台頭により、「ゴルディアスの結び目」はより複雑化しつつあります。なかでも、昨今のシリア情勢は、その象徴です。

     もともと、2011年2月に本格化したシリア内戦では、シリアのアサド政権と、これに対立する反体制派の連合体「自由シリア軍」(FSA)が、それぞれアルカイダ系の「ヌスラ戦線」とも戦っていました。ここに割って入ったのがISでした。

     IS台頭を受け、アサド政権に批判的でFSAを支持する米国主導の有志連合が2014年9月からシリア空爆を行ってきましたが、これが大きな成果をあげられないなか、従来アサド政権を支持してきたロシアが「過激派対策」として、9月30日にシリア空爆に踏み切りました。これにより、シリアは米ロ対立の主たるアリーナとなったのですが、その余波は既に近隣諸国に及んでいます。

     10月14日、トルコ政府は米ロ両政府に対して、「クルド人勢力への支援は受け入れられない」旨の警告を行いました。トルコをはじめ、シリア、イラン、イラクなどに居住するクルド人は、各地で独立運動を展開していましたが、いずれも当該国政府から抑圧されてきました。しかし、シリア内戦が激しくなるにつれ、反アサド、反ISの一翼としてクルド人勢力、クルド人民防衛部隊(YPG)は頭角を現し始めました。10月12日には、YPGが他のアラブ人組織、キリスト教徒組織などとも連携した新たな連合体「シリア民主軍」(SDF)を組織しました。FSAが内部崩壊し始めるなか、クルド人を中核とする新たなパートナーに、米国はいち早く支援し始めました。ただし、これは従来、米国などに対して軍事援助を求めながらも、思うような支援を受けられなかった非クルド人勢力の一部からだけでなく、クルド人勢力と対立するトルコの反発を招いています。

     のみならず、トルコ政府はYPGを、トルコ国内で独立運動を展開してきた非合法組織、クルド労働者党(PKK)と結びついたものとみなしています。NATO加盟国トルコで活動する、社会主義的なイデオロギーをもつPKKには、冷戦時代にソ連が、冷戦終結後はロシアが支援してきました。そのため、トルコ政府は一方でISと対峙しながらも、クルド人勢力とも戦闘を続けてきています。先述のトルコ政府の警告は、このような錯綜した状況を背景としており、これはIS台頭を遠因とする、新たな混迷の一つといえます。

     他方、先述のロシア空爆は、イスラーム過激派の世界にも新たなインパクトをもたらしました。アルカイダから分裂したISは、本家筋と対抗する形で勢力を拡張してきました。それは、世界中のイスラーム過激派組織からみて、老舗アルカイダと新興勢力ISのいずれにつくかの選択肢を提供することになり、冒頭で述べたように、大きな力をもたない新興組織ほど、ブランド化や資金協力などを期待してISにつく傾向を生むなど、イスラーム過激派の世界に分断をもたらしてきました。

     このような状況のもと、ロシアによる空爆は、アルカイダとISがそれぞれ相次いでムスリムに結束とロシアへのジハードを呼びかける契機となりました。10月12日にはヌスラ戦線が、チェチェンなどコーカサス地方のイスラーム勢力に対して、ロシア人への報復を呼びかけました。これに対して、翌13日にはISが「ロシア人と米国人に対するジハード」を宣言。米国政府はロシアの空爆の大半がIS以外の反体制派に対するものと強調しています。しかし、その真偽はともかく、「シリアで軍事活動するロシアに報復すること」が、それぞれのイスラーム勢力にとって、自らの存在を誇示し、人員や資金を調達するための、新たなアピール材料となったといえるでしょう。

     「ゴルディアスの結び目の落とし穴」を避けるために

    このようにみたとき、その支持者から「イスラーム世界のあらゆる矛盾を解消する革命」と目されるだろうISの台頭は、イスラーム世界だけでなく、関係各国にも、新たな対立と混迷をもたらしたといえます。

     現代ほど情報化が進み、為政者に言行一致が求められ、原理と実体の一致が求められる時代はありません。これらはいずれも、社会の公正さを担保するうえで、欠かせない条件だと思います。ただし、薬や栄養でも、採り過ぎれば身体に害があるように、公正さや平等が損なわれることへの拒絶反応が強すぎれば、社会全体を全否定することに繋がります。過度に純化された理念で現実を裁断することの破壊性は、フランス革命やロシア革命の歴史が示します。

     その一方で、注意すべきは、IS対策に軍事力は不可欠ですが、それのみをもって事足れりとするなら、それは「イスラーム国家の樹立をもってイスラーム世界における諸矛盾が解決される」と捉えるIS支持者と同様、「ゴルディアスの結び目」の落とし穴に陥るものということです。いわばISは、人間世界に蓄積された諸矛盾が固まったガン細胞のようなものです。ガンは、遺伝的要素だけでなく、本人の生活習慣などにも大きく影響されます。そのため、切除だけでなく、体質改善や生活習慣の改善も、ガン対策には欠かせません。IS台頭が示した現実社会の諸矛盾をいかに解消できるかは、長期的にみれば、IS対策として欠かせないといえるでしょう。



     六辻彰二 国際政治学者博士(国際関係)。アフリカをメインフィールドに、米中関係から食糧問題、宗教対立に至るまで、分野にとらわれず、国際情勢を幅広く、深く、分かりやすく解説します。

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  • 暗殺されたウクライナ人作家オレシ・ブジナが語ったウクライナの歴史 マスコミに載らない海外記事 H.27/04/18

    ■マスコミに載らない海外記事



     暗殺されたウクライナ人作家オレシ・ブジナが語ったウクライナの歴史


    マスコミに載らない海外記事 2015年4月18日 (土) 

    これが一体、欧米が見たがっているウクライナ民主主義だろうか?

    RI Staff
    2015年4月16日
    "RI"

    もしロシアで、三人の反政府派の人々が、著名な作家一人と政治家二人が、二日間で殺害されたら、一体何がおきるか想像できるだろうか? ネムツォフに関する欧米のヒステリーを見ているので、一体どの様な感じになるか、漠然となら想像できる。

    オレシ暗殺は、過去四日間で三番目の政治暗殺だ。セルゲイ・スホボク(4月13日)、オレグ・カラシニコフ(4月15日)、そして、オレシ・ブジナ(4月16日)。

    欧米マスコミは、一体なぜこれらの政治暗殺に沈黙しているのだろう? しかもこの暗殺全てが、過去2ヶ月にウクライナで起きた、9件の"ミステリアスな自殺"の後だ

    ロシアやウクライナを本拠にする欧米ジャーナリスト連中が、犠牲者達に"親ロシア派"で、"反マイダン"というレッテルを貼る、わずかなツイートし か目にしない。連中は、この様にして、暗黙の内に、この血も涙もない殺人を正当化し、重さを最小化しようとしているのだ。連中は "この暗殺はクールだ、どんどん行こう。"と言っているのだろう。

    オレシは自らを本物のウクライナ愛国者と考えており、そもそも、確実に親ロシア派ではなかった。だが歴史を学んだ者として、ウクライナ人とロシア人との間の深く、壊すことのできない歴史的、宗教的、文化的つながりを十分承知していた彼は反ロシアでもなかった。

    ポロシェンコの声明は皮肉どころではない。「キエフにおける最近の二件の親ロシア派公人暗殺は '挑発' で、ウクライナ'不安定化'しようとする企みだ。」現在のキエフ警察トップはネオナチのアゾフ大隊元副司令官だ。透明性ある調査など期待できようか?

    ウクライナ内務省顧問アントン・ゲラシェンコは、既に、オレグ・カラシニコフとブジナ両者の殺害のかどで、プーチンを非難し、二人をプーチンの聖礼の犠牲と呼んでいる



    上記は、カラシニコフが殺害される数日前に、アントン・ゲラシェンコが自分のフェースブックに掲載したものだ。(訳注: Each beast will get what they deserve!とは、天網恢恢疎にして漏らさず、あるいは、自業自得 のこと。)

    下記のビデオで、オレシは、ウクライナの歴史に関する非常に興味深い話を語っているが、そこで彼は明らかに、一方の肩をもつことなく、確たる事実のみを語っている。オレシよ、安らかに眠りたまえ。

    記事原文のurl:http://russia-insider.com/en/listen-very-interesting-short-history-ukraine-assasinated-oles-buzina/5751
    ----------

    テレ朝、NHK恫喝。大本営広報は、自民党幹部が常時各所に張りつく、100%自民党直属報道機関になるだろう。チャネルや、新聞、いくら種類があっても、全て同じことを言うのだから北朝鮮以下。違いは、出演者の顔、レイアウトの差異だけになるだろう。

    一番下のビデオ、本来ロシア語だが、英語字幕つき版urlに置き換えた。約一時間半。
    字幕マークをクリックすれば、英語が読める。
    (ロシア語ビデオも、マークをクリックすればロシア語字幕が読める。)

    オレシ・ブジナ暗殺について、プーチン大統領、有名インタビュー番組「ホットライン」生放送で言及した。

    「ホットライン」生放送を、大本営広報はヤラセというが、乳母日傘氏のひどい活舌、空虚なタワゴトと違い、見る価値はある。とは言え、ロシア語番組を理解するのは困難だ。クレムリンの公式書き起こし(英語版)ならなんとかなるだろう。

    Direct line with Vladimir Putin

    スケートやボクシング、見ていて感動するのは、乳母日傘氏が、かなをふったシナリオを読むのと桁違いの努力と才能の蓄積が背後にあるからだろう。

    下記の琉球新報社説を読んだ。まっとうなことを書く新聞が、この国にあるのに驚いた。
    <社説>安全保障法制 「平和支援」は偽装に等しい

    沖縄と、日本本土、民度水準が違う為、マスコミの水準が違うのだろうか?

    本土大本営広報と違って、沖縄マスコミには、権力による恫喝がおよばないのだろうか?

    TPPは、予定通り超急転換中。言論の自由と無関係な洗脳装置、本土大本営広報は、「進捗情報」のみを報じ、交渉の中身には全く触れない。

    リモコン操作で墜落させられつつある旅客機に乗っている気分。というより、リモコン操作で沈没させられつつある放射能汚染空母の狭いベッドにいる気分。

    昔訳した簡単な10のステップで実現できるファシスト・アメリカ(日本?)の末尾部分を、国名を置き換えて、貼り付けておこう。

    ファシスト体制へ移行する当初、空に張られた鉄条網の姿が見えるなどと考えるのは間違えだ。当初、物事は一見何事もないのだ。1922年カンブリアで、農民は収穫祭を祝っていた。1931年のベルリンで、人々は買い物に、映画にでかけていた。昔、W・H・オーデンが「Musee des Beaux Arts(ボザール美術館)」という詩で書いたように、恐怖はいたるところにある。誰かが災難にあっている間も、子供たちはスケートをし、船は出帆する。「犬は犬の暮らしを続け … 何もかもまったくのんびりして イカロスの災難を顧みようともせぬ。」

    日本人が実にのんびりとくらし、インターネットでの買い物やら、著名アイドルに夢中になっているうちに、デモクラシーの基盤は致命的なまでに蝕まれつつある。何かが大きく変わってしまい、日本国民は、これまでになく弱体化した。今や、終わりのない戦争、世界という名の戦場で「長い戦争」という「戦争状態」にあるという文脈の中で、いまだ日本国民はそうと自覚していないが、一言発言するだけで、日本国民の自由や、長期の独房監禁に対して影響を及ぼす力を、首相に与えているという文脈の中で、日本のデモクラシー不在の伝統、独立していない司法、出版報道の不自由は動いている。



    加藤周一を記憶する』成田龍一著が刊行された。分厚い新書だ。エセ巨人の全集、講演集、ヨイショ本が、い並ぶ大書店で、こういう本を見るのは干天の慈雨。

    2015年4月18日 (土)

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