
光文書(ヒカリモンジョ)Vol.457
アメリカの退場と中国の失速
精神学協会 積哲夫 2015年8月27日
中国の上海市場ではじまった株式の暴落は、世界を巻き込みながら、現在の世界を支配するマネーのルールの崩壊にまで到る可能性を秘めています。
ドルの体制に挑戦しようとした、中国の元が、自国の経済のバブル崩壊と共に、そのパワーを失い、資本主義ですらない、上海の株式マーケットを国家権力がコントロールできないことで、共産党の支配体制そのものが揺らぎはじめています。
田中角栄による日中国交回復の時から、このクニは途方もないマネーをあのクニの発展のために提供し続けてきました。
このクニのメディアは、それを知っていても報道することはありませんでした。
私が知っているところでは、田中角栄が中国の利権を手に入れたと判断したアメリカのニクソン大統領補佐官であったキッシンジャーが、それに激怒し、ピーナッツ領収書のロッキード事件が仕組まれたのです。
このクニを、無力化することが、戦後一貫したアメリカの政策でした。
その風向きが、いま、変わりつつあります。
中国と韓国は、この風向きを読み誤まり、このままいくと、これまで蓄えたパワーを失うことになります。
それは、精神界におけるひとつのプログラムの終了を意味しています。
この世界は、20世紀、アメリカという若いクニが自ら信じたように、神の息吹を受けて、帝国化したのです。
20世紀に世界史に登場した、もうひとつの帝国であった大日本帝国は、太平洋をめぐる覇権争いに敗れ、当時のアメリカ大統領が夢見た通り、日本列島という小さな島国に戻されました。
しかし、このクニは、このもともとあった小さな島国のなかで、70年の間に驚異的な発展をとげました。
私が知っている精神界のプログラムというものは、このクニが、日本列島という、ご神体から離れて拡大しても、その地域の民をコントロールできない、という人間のたましいのつくられ方のルールを知るために、明治維新からの戦いの経験をさせられたというものです。
戦前に流行した、この地球上の大陸を日本列島に重ねて見る視点では、北海道が北アメリカ、台湾、または樺太が南アメリカとされています。
この21世紀から先の時代において、このクニの統治下に入る可能性があるのは、そのふたつの島だけだというのが、精神界のデータです。
私が、この精神界の代弁者としての生き方にふみ出したときに、沖縄の普天間基地は、やがて、日本に返されるという明確な神示があったことは、「最終知識」に記した通りですが、精神界ですでに決まったことは、どんなに時間をかけてもこの世に映るのです。
そのルールを、いま起きていることにあてはめると、アメリカが神の息吹きを受けられないクニとなったのちに、その覇権は衰退していくことははっきりしています。
その次に、精神界が神なきクニと呼んでいる、現在の中国に世界の覇権が渡ることもあり得ないのです。
このクニは、進出や、拡大をしないで、世界から学びに来くるというシステムによって、この地球全体に希望を与えるという、唯一の神を超える人間の知をリードする役割を、あらかじめ与えられているというのが、私がくり返しお伝えしているニホンの仕組みにほかなりません。
現在のアメリカの科学技術の優位性は、戦後すぐにはペーパークリップ作戦によって得たナチスドイツの科学者群によって、その後は、とんでも情報になりますが、UFOに代表される現行人類ではないのかもしれない存在からの技術提供によって達成されていると考えてもよいのです。
これに対して、このクニは、日本語脳の学習能力だけで、アメリカの先端技術をキャッチアップすることができています。
つまり、現行人類の能力の限界を超える可能性が、日本語に隠されているということなのです。
このことに気がつく日本人が増加すれば、このクニは自律的にアメリカの戦後支配から解放されるはずなのです。
戦後70年はないというプログラムの意味は、そういうことです。
2015年8月27日 積哲夫 記
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