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・遺跡に込められた祖先の願いは、人類が未来へ命を繋いでいくこと zeraniumのブログ 2015年11月28日 

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・遺跡に込められた祖先の願いは、人類が未来へ命を繋いでいくこと



zeraniumのブログ 2015年11月28日 (土)

   世界にはギザのピラミッドを始めとして、大規模な遺跡が残されています。
   そこには高度な技術の痕跡も見られ、先史文明の存在を想像させるものです。ギザのピラミッドには、傾斜角に星の重なる時期が設定されています。2012年に、オリオン座のリゲルと、BC1万428年にしし座のレグルスが重なり、伝えたい時期を告げている様です。


   星の重なる時期というのは、星自体の動きに加えて、緯度と地球の動きである歳差運動から決まります。それが重要な時期を伝えているのが本当であれば、他の遺跡にも同様の手法で組み込みがあると考え、確認してみました。

   その結果は、63カ所もの遺跡から同じ情報を導き出す事となりました。
   これは統計的事実です。彼らは文字を使わずに情報を私たちに伝える必要があって、この方法を選んでいたのです。


   彼らが文字を使わなかった理由は、情報機器が発達して多くの人々が、情報を共有出来る時の到来を待つ為であったと思われます。それだけでなく、情報機器により必要な科学技術が使える事も条件でした。

   63カ所の遺跡の伝える内容を、5枚のイラストを使って簡単に説明します。
   詳細は本文記事と関連記事を参照下さい。遺跡が示していることは、光速度を伝える49ヶ所と、2の12乗根を伝える14ヶ所に分かれて争いが行なわれて来たことです。光速度は正義を意味するエジプト神話のオシリスであり、2の12乗根はハドソン湾極という旧極の時代を表しており、ギリシャ神話のゼウスに当ります。


   現在も続くイスラム教徒とキリスト教徒の対立は、2の12乗根側が1万年前に陣営内部に仕組んだ物であり、遺跡に対立が残されています。それは先史文明の存在の前に教義の崩れる宗教であり、人々はこれまで何も知らずに扇動されて来たのです。過去の真実を知る時、宗教の求める戦争は本来必要のない事が明らかです。本来、人々が神を理由に殺し合う必要はないのです。

5枚のイラストのアドレス(HPの場合下にあります。)
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=325

 遺跡は、地球で過去2回のポールシフト(極移動)が起きたと伝える

   1枚目は極移動の情報です。
   遺跡はハドソン湾極と、グリーンランド海極という2つの旧極点を指し示し、その当時の今とは異なる暦の数値を残しています。極移動という大規模な天変地異が、2回も過去の地球に起きているのです。


   ハドソン湾極から現在の北極点に極点が移ったのは約3万年前です。
   この時、極点は約3600km移動しており、マンモスの住んでいた温帯を極地に変えています。同時に起きた大津波と火山の噴火により冷却が進んで、彼らは氷の中に閉じ込められたのです。


   遺跡には、当時の暦を計測したストーンサークルが残されており、暦の数値が確認出来ています。これに加えて当時の星座も、デンデラの天体図に残されています。この天体図は6万~3万年前の物と思われ、星自体の固有運動をその時期にまで遡ると、天体図の意図が理解出来るのです。また、バチカンの旧大聖堂には先史文明の情報が引き継がれており、暦の数値が確認出来ています。遺跡の証拠からは、間違いなく極移動が起きているのです。

 過去2回の極移動は、太陽の伴星の電流を利用した人災だった

   2枚目は太陽の伴星の情報です。
   63カ所の遺跡は、太陽に見えない伴星が存在する事を伝えています。周期は2万9834年と長く、燃え尽きた星のくずである鉄で出来ていると思われますが、普段は光っていないのです。


 この伴星が2062年に最接近し、2049~75年の間地球に大きな影響を及ぼすことが遺跡の伝える内容です。この間、この伴星は赤く光るでしょう。

   伴星が近づくと、太陽から伴星に電流が流れます。
   この電流を地球が横切る冬至の前後は、地震や噴火が増えることになるのです。バビロンは女神イナンナを使って、この影響に備えるべき事を伝えています。イナンナ定数も暦の変化を残しており、この事を伝える物となっています。


   過去2回の極移動は、この伴星の電流を利用して大規模水蒸気爆発を引き起こし、それが彼らが戦った結果として起きた人災です。今回の接近に際してこの様な戦いにならない事を願い、当時の人々は今の形の闘争をする事を選んだのです。つまり、神話と宗教を残し文字を使わず技術も手放すことで、一般の人々は、先史文明を忘れた破局戦争を避ける闘争をしてきた様です。

   これまで隠されてきた科学が明らかになると、私たちはもうすぐ水蒸気爆発を起こせるレベルに発達します。私たちの地球や未来への、責任が問われる状況になって来るのです。

 遺跡は、地殻変動を利用した宗教的恐怖支配の企みを伝える

   3枚目は地殻変動の情報です。
   これは光速度側の遺跡のみが伝える情報です。6万年前の2つの争いが始まった当時から、この地殻変動が争いの中心にあったと思われます。地殻変動が起きると、天変地異が続く厳しい世界が何十万年も続くことになります。海辺は大津波に飲まれたり、海底が3kmも上下する中、強い寒冷化も加わり、地球の総人口が大きく減る大変動です。


   宗教を利用した支配を求める2の12乗根側にとって、それは恐怖を利用した支配に向けた世界です。光速度側は、地殻変動を穏やかな物に変えるべく準備をしてきています。それが、彼らが6万年待った地殻変動を中央海嶺の誕生に変えるべく、穏やかな変化への方法が示されています。

   地殻変動は、伴星存在の証拠から判明した地震予知技術から見ても、リスクは明らかです。

 ギザの大規模遺跡のメッセージの情報公開が行なわれる

   4枚目は、伴星接近や地殻変動に対して、(イスラム対キリスト教という宗教を利用した支配の)2の12乗根側が、どの様な姿勢なのかを表しています。2の12乗根側が、この情報を遺跡に残さない理由は、この地殻変動を起こすためです。

 つまり、私たちが伴星の存在や遺跡のことを何も知らず、地殻変動への対策をしないならば、自然に起きるのが地殻変動だからです。彼らの引き起こす闘争は、私たちが何も知らずに伴星接近を迎えて地殻変動に至ることであり、遺跡の残した情報を公開させないことなのです。


   ギザの大規模遺跡はその意味を解かれ知られる事を待っているのです。一方の2の12乗根側の遺跡は、ギザへの情報公開を止める呪いや、極移動を望む呪いに満たされています。

   彼らは宗教の対立から、大戦争を起こすことも予定していました。当時から彼らは、災害時の混乱と、戦争時の恐怖を利用した宗教的支配を望んでいたのです。

 ギザの大規模遺跡は、人類の「敵は誰であるか」を明確に示している

   5枚目はギザの望む情報公開です。
   ギザでは2の12乗根側の破壊が予想されたので、一部が壊されても良い様に配慮されていました。つまり、他の遺跡の情報を利用することで必要な情報が読み出せており、伴星接近の情報と地殻変動の情報に加えて、敵が誰であるかを明確にしています。

 彼らは1万2660年前に始まった闘争において、彼らの呪いの構造物に情報公開の光が当たる様に準備したのです。宗教による支配と、現実的な力のない示威に頼り、ゼウスの偽善で民衆を操る小数でしかない彼らの、本当の姿を明らかにしたかった様です。


   多くの遺跡には、2012年や4160年などがADで組み込まれていますが、それは予想値です。事前に分かることは、因果律に反することなので大きな批判を呼ぶ事になるからですが、まずあの世に計画が存在し、それが霊を通してこの世に関与するのであれば、因果律を守ることができます。

 1917年のファティマの奇跡で知られる聖母は、光速度のギザの情報を利用することでこの世に関与しています。つまり、ギザの解析を通して、あの世と霊のこの世への関与を明らかにする計画であった様です。


   別次元世界や霊の起こす力はこうしたレベルであり、バチカンの言う処女懐胎も磔刑(たっけい)も復活も、先史文明が存在する前にはなかった事になるのです。つまり私たちがあの世のことや霊についてまったく無知であることが、偽善的な宗教支配に利用されて来たのです。イエスが本来の使命とした愛の教えこそが、当時の人々の求めたものであったでしょう。

 真実の情報公開により、偽善のない世界に変わっていける

   2つの闘争は現在各国の中での権力闘争になっています。
   政府、資本、宗教、科学の中に自己の利益を求めるマフィアが入り込んでいる状況でしょう。科学はねじ曲げられ遺跡の伝える先史文明の存在は論文にならず、多くの人々の放射能被害の原因である劣化ウランや、放射性セシウムの放射能発生時の反動も、彼らの利益の前には論文にならないのです。


   情報が共有出来る時、あからさまな事実を隠すには限度があるのです。
   地殻変動で、寒冷化などにより被害の大きい人々の利害も明らかです。彼らの行為に情報公開の光を当てる事で、偽善のない世界に変わって行けるのです。宗教の対立も、本来不要な物でした。民主主義の国民主権においては、簡単な情報公開から進めて行くことができるでしょう。


 遺跡に込められた祖先の願いは、人類が未来へ命をつないでいくこと

   一般民衆の大半は光速度側であり、一部の支配を求める権力者が2の12乗根でした。多くの人々が情報を知ることは、遺跡の区分に関係なく、光速度を求めた私達の祖先の願いでもあります。私たちは祖先の願いを受け取り、彼らの願いの先を生きていくものです。私たち人類が未来へ命をつないでゆく為に、情報の拡散に協力をお願い致します。

   本文にはイラスト他必要なアドレスを含んでいますので、文章のコピー配布だけでもありがたいです。関連文章の著作権は放棄です。5枚のイラストは本文に以下のクレジット付きでコピーし、配布して下されば幸いです。

本文HPアドレス 63カ所の遺跡のリストはこちらです。

http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=322

 稲生雅之 
 イオン・アルゲイン

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【佐藤優 くにまるジャパン】プーチンは本当は中国なんかより日本と組みたい / 戦後70年 プーチン大統領の狙い [You-Tube動画]

[You-Tube動画]



 【佐藤優 くにまるジャパン】プーチンは本当は中国なんかより日本と組みたい【ロシア】
/ 戦後70年 プーチン大統領狙い


【佐藤優 くにまるジャパン】プーチンは
本当は中国なんかより日本と組みたい【ロシア】

https://youtu.be/DbIO-osL0_I
 2014/08/15 に公開 7分44

戦後70年 プーチン大統領の狙い 1133 cut

https://youtu.be/NTfTTyIDqx8
 2015/05/09 に公開 26分24


ロシアが福島原発の閉鎖の協力を申し出る 世界の裏側ニュース 2015-11-29

世界の裏側ニュース



 ロシアが福島原発の閉鎖の協力申し出る



世界の裏側ニュース 2015-11-29 20:51:37

 日本政府による福島原子力発電所の原子炉の閉鎖に対して、ロシアの国立原子力エネルギー企業ロスアトム(Rosatom)が支援を行う準備ができているという。

 2011年3月に起きた大地震とそれに伴う津波により炉心融解(メルトダウン)が引き起こされ、大規模な放射性物質の漏洩が起きた。しかしこの原子力事故が起きてからも、日本政府は除染作業に難航している。

 2015年3月時点で、約60万トンの汚染水が現場のタンク内に貯蔵されており、除染作業には40年が必要と見積もられている。



(画像 © Kimimasa Mayama / Reuters)

 ロスアトム社のキリル・コマロフ(Kirill Komarov)副長:

 「ロシアが日本に協力できる新しい分野が浮上しています。

 福島のメルトダウンからもたらされた結果を一掃するために、日本の仲間を支援することをロシア政府は望んでいます」

 協力内容には、日本が将来使用しないその他の原発の閉鎖も含まれている



(ツイート:「福島の避難作業に当たった職員の40%近くは、一年分に相当する放射能を浴びているという調査結果

https://t.co/B81R6AoZKt pic.twitter.com/nOTn6HC2iW」)

「ドイツにある子会社Nukem Technologiesを含めたロスアトム社のサービスを申し出ることができ、喜ばしいことです」

 コマロフ副長は上記の発言を行い、交渉は現在、進行中だと付け加えている。

 「Nukem社は、すでにドイツのカール(Kahl)とフィリップスブルク(Philippsburg)の原子力発電所を緑地に戻すことに成功しています」


(ツイート:「福島原発から、1時間で致死量に到達する記録的な放射性物質が検知される ニュース

https://t.co/9S8L9mf4Ut pic.twitter.com/vvCekY5DLB

日本政府が福島原発の閉鎖について

ロシア政府の援助を求める計画がある
と今週木曜日にロシアのメディアが伝えている。

福島原発の大事故は、チェルノブイリに次いで2番目に最悪の原子力事故であると考えられている。

(翻訳終了)

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【コメント】

 最近、ロシア政府の回し者のような記事が続いていますが、チェルノブイリや、ドイツの原発閉鎖を経験しているロシアの支援の申し出はありがたいですね。

 どんどん閉鎖していただきたいくらいです。


ガンジー 暴力の連鎖を断ち切れ!~自由の行進 400キロ~ [You-Tube動画]

[You-Tube動画]



 ガンジー 暴力の連鎖を断ち切れ!
自由の行進 400キロ


自由と正義」を掲げて闘う我々こそが、
 かならずや最後勝利を治める



ガンジー 暴力の連鎖を断ち切れ!
~自由の行進 400キロ~

https://youtu.be/-KbvWOODfq0
 2015/07/09 に公開 42分30


安倍晋三を吉田茂と対比して酷評した東京新聞の名社説 新党憲法9条 2015年11月30日

天木直人のブログ


 安倍晋三を吉田茂と対比して酷評した東京新聞の名社説



新党憲法9条 2015年11月30日

 11月29日の東京新聞はこれ以上ない安倍首相批判の社説を掲げた。

 戦後ただ二人、総理再登板をした吉田茂と安倍晋三。

 その二人の力量はあまりにも違う。

 安倍首相は吉田首相という大先輩に学ぶべきだと書いたのだ。


 吉田茂は、防衛大一期生が卒業のあいさつに大磯の吉田邸を訪れた時、別れ際にこう話したという。

 「自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされるのは、災害や武力攻撃を受けて国民が困窮し国家が混乱に直面した時だけだ。君たちが日陰者である時の方が国民や日本は幸せなのだ。耐えてもらいたい」と。

 ひるがえって安倍首相はどうか。

 東京新聞は、治に居てわざわざ乱を求めているのではないか、という表現で痛烈に批判している。

 思うに吉田首相も安倍首相も対米従属だ。


 しかし、吉田は占領下という異常事態にあって、対米従属を利用しながら日本の国益を守ろうとした。

 親米でありながら時として面従腹背した。

 安保条約は不完全なものに終わった事を自覚し、その責任をとって一人でそれに署名し、後世の政治家にそれを正しいものにすることを託した。


 翻って安倍首相はどうか。

 米軍の占領から70年経ったというのに、占領状態を加速、固定化しようとしている。

 嫌米であるにもかかわらず対米従属に終始する。

 自衛隊を守るどころか米国の戦争に差し出そうとしている。

 面従腹背どころか、喜々として国と国民を米国に売り渡している。


 すべては自らの保身のためだ。虚勢のためだ。

 東京新聞はその社説をこう締めくくっている。

 吉田茂の次のような改憲論が今に響くと。

 「憲法改正のごとき重大事は一内閣や一政党の問題ではないのであり、相当の年月をかけて検討審議を重ねた上、国民の総意を体しあくまで民主主義的な手続きを踏んでこれに当たらねばならない」

 何かと前のめりな安倍首相の安保法運用を見定めるに当たって、私たちが常に立ち返るべき原点がここにあります、と。

 ここまでくれば、吉田茂をほめ過ぎだ。

 それほど安倍首相が悪いということである

 (了)


安倍首相の焦りか? 在野のアナリスト 2015年11月28日

在野のアナリスト


 安倍首相の焦りか?



在野のアナリスト 2015年11月28日

 民主党、小見山議員が政治資金でRIZAPに通っていた、といった問題がもち上がっています。「肉体をしぼる体験で、スポーツをしている人と身近になれ、スポーツ振興に…」といった説明は意味不明ですが、健康増進や見栄えをよくする、といったことは政治家にも必要でしょう。

 ただRIZAPはエステなどと比べても高額で、公費で賄うのは倫理的に問題もあります。

 しかし間違えてはいけないのが、安倍政権の閣僚にもち上がっているような政治資金規正法や、公選法違反を疑われる事例とちがって、大騒ぎする問題でもない。右系のメディアは大きく取り上げますが、倫理上の問題であれば有権者が一票を投じるときに、その可否について判断すればよい話です。

 読売、産経に特定の人間を名指しして批判する意見広告を載せた「放送法遵守を求める視聴者の会」が、記者会見を行っています。要するに、安保法制に関して批判的な報道が多く、偏向している、という意見ですが、当時の世論が9割反対、1割賛成であるなら、わざわざ1割の賛成意見を、時間を割いて報じなければ偏向になるのか?

 逆に、安倍首相や安倍政権の閣僚が説明した映像を流したら、その分の反対意見を流さないとおかしい、ということにすらなりかねません。

 TPPの反対意見だって、取り上げるメディアは少ない。

 最大の問題は「偏向報道だ!」と騒ぐ人間ほど、思想が偏向している、ということです。

 賛成意見だろと、反対意見だろうと、両論が併記されていれば特に問題はありません。

 それこそ報じ方、その多寡は色々とあるでしょうが「偏向している」とまでは通常言いません。
 自分の意見が偏向してしまっているから、それに準じないものは「偏向している」と騒ぎたくなる。
 しかも、ご丁寧に仲良しの保守系メディアのみ広告を打つ、という内弁慶ぶりは、共通した行動原理をそこに垣間見せています。

 しかしこの動きの意味するところは、安倍政権の焦り、保守系の焦りが背景にあります。
 最近、携帯電話料金の話にしろ、1億総活躍の緊急対策の細かな数字にしろ、安倍政権のツルの一声で、見直しの会議が開かれたり、数字が変わったりします。

 人は焦ってくると、何かをしなければ…という強迫観念にかられる。
 安倍氏もそんな状態に陥っており、それを感じた保守系の人間が、意見広告などの行動に出た、というのがここのところの動きになるのでしょう。

 安倍氏が会長の超党派議連「創生日本」の会合で、「占領時の仕組みを変える」と憲法改正に意欲をみせたとされます。
 しかし変えた後が「属国扱い」では、何のためにそうするのか? 

 まったく理解できなくなります。占領時の仕組みで、もっとも変えなければいけないのは、米従属型の政治であって、憲法は二の次、三の次です。

 押しつけられた、と騒ぐのなら、未だにそれが変わっていない現状の方をまず変えるべきであって、それができない人間が改憲を殊更に取り上げても、誰にも響かないのです。

 安倍政権の焦りは、一部週刊誌で報じられた体調問題、政権内の内紛問題など、内情を良く知る人間のリークがあるためでは? 

 とも語られます。つまり獅子身中の虫がいる。今は財務省を疑っているようですが、官邸内でも安心して過ごすことができない。

 それがまたストレスとなり、余計に口出ししたくなるのでしょう。


 その心理は、予算委の質疑でヤジをとばすのと同じです。

 「ツルは昔クビナガドリと言われていたが、あるときツーと飛んできてルと止まった。
 だからツルになった」は落語です。実際は、鳴き声が「ツー、ツー」と聞こえたところからのようです。
 これは犬と同じで、犬の鳴き声は、今では「ワン、ワン」ですが、昔の人は「イン、イン」と聞こえたから犬となった、という説もあるのです。
 耳が違えば、動物の鳴き声も違って聞こえる、というのは外国人の聞く動物の鳴き声が、日本人ではまったく理解できないのと同じなのでしょう。

 「ワン」でも「ツー」でも良いのですが、誰かの意見は、聞く人によってはまったく受け取り方が違う。
 むしろ違って当然で、私にはこう聞こえた、と言って騒ぐような人間に正当性はありません。

 ツルの一声を連発する安倍氏、そのクビが長くなくなってきた、ということの焦りなら、その一声を聞く側への聞こえ方も違ってきた、ということになるのでしょうね。



締まりつつあるトルコの「悲しきサルタン」の首縄 マスコミに載らない海外記事 2015年11月30日

■マスコミに載らない海外記事


 締まりつつあるトルコの「悲しきサルタン」の首縄



マスコミに載らない海外記事 2015年11月30日 (月)

2015年11月29日| 00:00
Strategic Culture Foundation

わずか数年間、欧米政府やマスコミの寵児だった、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領、自称新オスマン皇帝は、トルコを近代化し、活気ある経済を監督し、トルコを、アジアに対する戦略的架け橋に位置づけた人物だと称している。

 しかしアメリカが率いるシリア政権転覆計画にエルドアンが関与しているおかげで、彼の一族の石油密輸や盗品遺物から、テロ・ネットワーク向け銃密輸入に到る相当な犯罪的事業を、今や着実に暴露しつつある。大本の「悲しきサルタン」は無事うまくやってのけたが、彼は首の回りで益々締まりつつある、有罪を示す首つり縄の端にいる可能性がある。

 外国が支援する傭兵旅団に対する約5年にわたる戦争で、シリア政府を支援するロシア空爆が、トルコ与党AK党核心部の腐敗と、とりわけ、エルドアン一族の家業を暴露した。

 今週、エルドアンが一体なぜ、ロシアSu-24戦闘機の致命的撃墜を命じたたのかという一つの要素は、ロシアが、トルコ支配者の犯罪構想を酷く破壊しつつあることに対する報復なのだ。何百台もの石油輸送車や、東シリアと西イラクの聖戦テロ・ネットワークが乗っ取った他の施設の破壊が、エルドアンの儲かる不正な商売に打撃を与えている。

 テロ旅団にとって、一日100万ドルの稼ぎと推定される密輸の経路は、違法商品を世界市場で貿易する、エルドアンの息子ビラルが所有する認可された海運会社によって統合されている。トルコのアンタリヤで開催された最近のG20サミットで、ウラジーミル・プーチン大統領が明らかにした通り、ロシア諜報機関が、この密輸帝国をあらわにした。更なる有罪を示す詳細が、今後数週間に報じられるものと期待される。

 今週、ロシア戦闘機撃墜後、エルドアンは、石油コネクションを、大胆にも“中傷”として片づけた。

 しかし、プーチンが、いささかの皮肉をこめて反論したように、何千台もの石油を満載したトラックが軍に厳しく警備されたトルコ国境を通過することで成立する違法事業に、アンカラ当局が気づかないとは到底想像しがたい。

 シリア情報相オムラン・アル-ズービによれば、密輸品の中には、シリアの古代遺跡パルミラやイラクのニムロドのような都市から盗まれた貴重な遺物があると考えられている。これら2,000年前に由来する遺物は国連により世界遺産の貴重品として指定されている。世界遺産の品々が、個人的利得とテロ資金源のため略奪されているなら、それはエルドアンや彼のAK党のお仲間連中のうさんくさい価値観について何事かを物語っているのだ。

 シリアやイラクの国有施設から聖戦士によって盗み出されている石油の取り引きは、トルコとつながった巨大な国境越えループの半分に過ぎない。

 毎日のように兵器を満載したトラックの車列が、トルコからシリアに舞い戻っている。これらの武器代金は石油密輸の利益で支払われ、アルカイダとつながるアル・ヌスラ戦線や、いわゆる 「イスラム国」(IS、ISIS、ISIL、あるいは ダーイシュとして知られている)を含む多数の聖戦テロ集団の間で配給される。武器取り引きは、エルドアンやAKP指導部と緊密につながるハカン・フィダンが率いるトルコ国家情報機関(MIT)が監督している。

 フィダンは、先月、ISテロ集団擁護論を発言したと国営アナドル通信社で報じられた。“ISISは現実で、我々は「イスラム国」のように、しっかり組織された、人気のある体制を根絶することはできないことを受け入れなければならない”、とフィダンは言い、さらにこう続けた。“それゆえ、欧米の仲間たちには、イスラムの政治潮流に関して考え方を変え… シリアのイスラム主義革命家たち[テロリスト]を粉砕するというウラジーミル・プーチンの計画を阻止するよう強く促したい”。この発言が余りの論争を引き起こしたために、アナドル通信社は、後に以前の発表を否定する記事を掲載した。

 エルドアンによる厳しいマスコミ弾圧にもかかわらず、トルコ・マスコミの一部は勇敢にも、シリアでの戦争に油を注いでいる石油-兵器集団に関する手厳しい報道を掲載している。今週、ジュムヒュリエット紙編集者キャン・ダンダーが、“国境越えの膨大な武器取り引きをトルコ諜報機関が監督していることを暴露する写真証拠を載せた記事を発表したため、スパイ”と国事犯のかどで逮捕された。エルドアンは、“国家機密”を暴露したかどで、編集者を終身刑にすると脅している。

 別のトルコ新聞、Today’s Zamanも、エルドアンの庇護を受けているアダナ州検事アリ・ドガンがうっかり漏らしたことを今週報じた。兵器を満載し、トルコの諜報機関が運用している2,000台のトラックが、シリア国内の戦士に火器を運び込んでいたことを、検事が発言で、うっかり暴露してしまったのだ。

 そこで、シリア情報相アル-ズービが、今週のロシアSu-24撃墜 - パイロットの死をもたらした - シリアへのロシアの軍事介入が引き起こしている深刻な損害を理由とするエルドアンによる報復行為だと主張をするわけだ。この損害は、エルドアンと彼の一族の取り巻きに対する膨大な財政的損失のみならず、シリアのバッシャール・アル・アサド大統領に対する政権転覆のための戦争の取り組み全てに対するものを含んでいる。

 ロシア・マスコミとのインタビューで、シリア情報相は述べた。“全ての石油はレジェップ[タイップ] エルドアンの息子が所有する企業に送られていました。これが、ロシアが、IS[「イスラム国」]インフラに対する空爆を始め、500台以上の石油トラックを既に破壊した際、一体なぜトルコが苛立ったのかという理由です。これが実際、エルドアンと彼のお仲間の神経に触れたのです。連中は石油だけでなく、小麦や歴史的遺物も運び出しています。”と、アル-ズービは付け加えた。

 もしエルドアンが、ロシア熊の目を突いて逃げおおせると思っているなら、とんでもない間違いだ。ロシアは、シリア-トルコ国境沿いの爆撃作戦を強化し、北に向かう石油輸送トラックと、逆の流れの南へ向かう兵器トラックを爆撃している。シリア国境の町アザズでは、今週のロシア空爆で、武器を搭載していたと考えられている20台の車両を破壊したと報じられている。空爆で7人が死亡した。

 アンカラは、国境を越えた車列はシリアのトルクメン人に“人道支援物資”を運んでいたと主張している。トルコのアフメト・ダウトオール首相は、一般市民をほのめかして、ロシア空爆が、トルクメン人“同胞兄弟姉妹”を標的にしていると苦情を述べた。

 だがこれは、トルコF-16戦闘機によって撃墜されたSu-24からパラシュート降下したロシア人パイロットを残虐に殺害し、今週悪名を獲得したまさに同じトルクメン人民兵だ。

 第10沿岸旅団といった名称のトルクメン人民兵たちは、ダマスカス政府を打倒するため、他の聖戦テロ集団、アル・ヌスラ戦線やISと連携して戦っている。北シリアに暮らしているが、民族的に、トルコ人とつながっているトルクメン人は、シリアでのエルドアンによる秘密テロ戦争を遂行する上で、重要な役割を演じてきた。

 昨年、2014年4月、トルクメン人民兵が実行した、ラタキア県北部沿岸の村ケサブでの虐殺で、88人のアルメニア人キリスト教徒が虐殺された。生存者によれば、13人の犠牲者が斬首された。この攻撃には、アル・ヌスラ戦線やISや“穏健世俗派反政府勢力”とされて、欧米政府やマスコミに、大いに支持されているいわゆる自由シリア軍の旅団も関わっている。(この虐殺に関する続きのコラム記事は、後日発表予定だ。)

 重要なのは、最近、トルクメン人司令官が、彼の戦士たちに十分な兵器を供給しないことを巡り、エルドアン政権に激しく抗議したことだ。

 アブデュルハミト・サルタン旅団のトルクメン人司令官オメル・アブドゥッラーがこう言ったとされている。“我々は耐えがたい残虐の中でも生き残ろうとしているが、トルコの支援が必要だ。”彼はロシア空爆に触れて言った。“毎日我がトルクメン人同胞は死んでいる。我々は[エルドアン]政府の支援を期待している。一体なぜ彼等は我々を放棄したのだろう? 我が殉教者は日々倒れている。一体なぜ我々は放置されているのだろう? 私には理解できない。”

 トルコのToday’s Zaman紙が指摘しているように、十分な武器を受け取っていないというトルクメン人主張は、シリア国内に向かっているトルコ諜報機関MITの兵器輸送トラックに関する大きな疑問を引き起こす。何千台もの国境越えの車列に積み込まれていた機関銃や大砲や迫撃砲は一体どこに行ったのだろう? もしトルクメン人旅団は補給線を切断されつつあるのならば、それは、アンカラの兵器が、その代わりに、アル・ヌスラ戦線やIS等、他の聖戦集団に注ぎ込まれていることを示唆する。

 シリアでのロシアの軍事介入が、ワシントンと同盟諸国がその目的のために配備したテロ旅団の兵卒たちを全滅させ、アメリカが率いる政権転覆を狙う犯罪的戦争の形勢を決定的に不利にしつつある。

 トルコの自称絶対的指導者エルドアンにとって、ロシア介入は、彼の膨大な個人的損失をも銘記させることになった。トルコを新たなオスマン地域大国として復活させるという彼の傲慢な構想は粉砕されつつある。彼の指導の下、トルコの国際的評判は悪臭を放つ下水へとはまりこみつつある。

 しかも、紛争に対する彼の一族の犯罪的関与も、あばかれつつある。250,000人以上の命を奪った犯罪的な侵略戦争をあおった彼の責任が、エルドアンの前に首吊り縄のように迫っている。確かに「悲しきサルタン」だ。

記事原文のurl:http://www.strategic-culture.org/news/2015/11/29/noose-tightens-on-turkey-sultan-of-swing.html

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 終日外出していて良いことは、つい電気洗脳箱にスイッチを入れずに済むこと。

 大本営広報部電気洗脳箱の自称ニュースは見聞きするに耐えないが、宗主国メディアが制作したドキュメンタリーには立派なものもある。ビデオに取らなかったのを後悔した。

 新・映像の世紀「第2集 グレートファミリー 新たな支配者」

 「沖縄の基地反対運動は日当2万円+送迎・弁当付き」といういい加減なデマをふりまく宗主国宣教師、売国大本営広報部から決して批判されない。

 日当2万円+送迎・弁当付きであるなら、小生も喜んで参加したい。招集元を明確に報道するのが筋ではないだろうか。ご教示いただければ、すぐにもでかけたい。

 年金生活者には負担の重い航空運賃、那覇から現地までの交通手段がわからないこと、更に、宿泊方法の見当がつかないので、行きたいと思いながら行けずにいる。

 昔仕事で出張したついでに、ちゅら海水族館を楽しんだ経験ならある。業務出張ゆえ、航空運賃もホテル代金も会社負担。追加の宿泊代だけ自腹だが、大した負担ではなかった。

 記念式典発言。例により呼吸しながらつくウソ。翻訳するとこういう意味になるのだろう。


「これからも国民を搾取し、宗主国のためにやるべきことは決然と実行し結論を出す売国無責任政党であり続ける」

「60年前、われわれは宗主国による資金援助の下に立党した。大義は属国日本の確立だ」

「TPPで生まれる新たな市場は日本の農産品を待ってなどいない。農業壊滅時代を必ずつくっていく」



この国の警察は不正選挙を追求するものを逮捕拘留し不正選挙は調べない  ことたま社長のバラ色の空 H.25/10/15

ことたま社長のバラ色の空


[再掲]


 この国の警察は不正選挙を追求するもの逮捕拘留不正選挙は調べない



ことたま社長のバラ色の空 2013/10/15(火) 午前 0:08

イメージ 1

 全国各地で起きた不正選挙その証拠動画が複数ネットで拡散された、警察マスコミはユダ金の言われるまま無視し続ける、20代のこの女性を逮捕拘留したことは、彼らの今後の痛手となるでしょう。

公開日: 2013/10/14 リチャード・コシミズ ブログより
http://richardkoshimizu.at.webry.info...

 20代女性、警官7人に取り囲まれて掴まれた手を振りほどいたら、公務執行妨害で10 ­日間拘留、罰金30万

 不正選挙チラシのポスティングの目的で、夜間、自転車で都内を移動していた20代女性 ­のMさん。不可思議な「公務執行妨害」とかで10日間拘留され、30万の罰金。試用期 ­間中だった大企業の正社員職を喪失。大きな精神的痛手。

不正選挙005_警官7人で20代女性を取囲み不当逮捕

再生できない場合はこちら↓
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=m-xRivBJb8o#t=373


【暴虚の極み】 預金は山口銀行のものか?引き出し頼むと警察に通報 犯罪者扱いの本末転倒 供認の輪 るいネット 2015年11月28日

■ 供認の輪 るいネット


【暴虚の極み】 預金は山口銀行のものか?
 引き出し頼む警察に通報 犯罪者扱いの本末転倒



大摩邇(おおまに) 2015年11月28日21:21

カテゴリるいネット

るいネットさんのサイトより
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=309739

預金封鎖と言うのが視野に入ってきてるのでしょうか!?

<転載開始>

 山口銀行の預金者が引き出しに行ったところ、オレオレ詐欺にひっかかったのではないかと疑われ、あげくのはてに警察を呼ばれて、まるで犯罪人のように事情聴取を受けるということが頻繁に起こっている。長周新聞2015年11月13日付より。
リンク

―――――――――(以下、引用)―――――――――

●「預金者保護」のはずが……  統制強まり解約もできぬ実態

  下関市に住むAさん(50代)は、山銀に口座をつくって30年以上利用してきた。最近になって複数あった金融機関の預金を整理しようと思い、山銀の口座を解約することにした。

 9日、預金していた180万円を引き出そうと山銀唐戸支店に行った。窓口で「本人確認が必要」といわれたので免許証を出したが、「180万円は高額なので一度には引き出せない」といわれた。

 「では、いくらまでなら引き出せるのか?」と聞くと、「50、60万円ぐらいなら」という。Aさんは仕方なくその日は60万円を引き出し、翌日の仕事の休み時間に追加で60万円を引き出し、3日目の休み時間に最後の60万円を引き出そうとした。

 すると3日目、窓口の女性の上司があらわれ、「これほどの額の金をこれだけの短期間で引き出すのは異常だ。何に使うのか?」と聞くので、Aさんが「プライバシーにかかわることをあれこれ詮索されたくない」と断ると、「最近はオレオレ詐欺の被害が増えているので」という。

 Aさんが「オレオレ詐欺の被害が増えているのは知っているしそれをなくすために協力は惜しまない。しかし今日は、本人が来て、本人の口座から金を引き出して自分のために使いたいといっているのに、なぜオレオレ詐欺なのか?」と問うと、「本人だといった人で犯罪につながった例が最近もある」といって聞かない。

 そして「どうしても下ろしたいというのなら、警察を呼ぶから、警察の前で釈明してほしい」というのでAさんは驚き、「ずっと山銀を利用してきたのに、なぜ犯罪人のような扱いを受けないといけないのか。話にならない!」といって席を蹴って帰った。

(略)

 翌日、Aさんは再び山銀唐戸支店を訪れ、「口座を解約したい。どうしても警察を呼ぶというのなら呼んでくれ」と伝えた。

 Aさんが「警察を呼ぶというのは唐戸支店長の方針なのか?」と聞くと、昨日の上司が「いいえ、本店の頭取(福田浩一)命令です」という。

 そしてしばらくすると、パトカーで巡回している地域第1課の2人の制服警官が本当にやってきた。さらに下関署刑事課の雑賀刑事はじめ4人の刑事がやってきて警察手帳を見せ、1階のフロアーの隅で他の客や銀行員が注目するなか、Aさんは6人の警官にとり囲まれることになった。

 「自分の預金を下ろしに来ただけなのに、どうしてこんな目にあわないといけないのか」「もう二度と山銀には金を預けるまい」と心の中で思いながら、昨日から腑に落ちなかった疑問について是非ぶつけてみようと思った。

●人の財産覗き見る警察

 刑事の説明を聞いてわかったことは、「最近山口県、下関市では振り込め詐欺が多い。毎日のように事件が起こっている」というので、100万~200万円以上の高額出金があった場合、高齢者であろうが30代であろうが、山銀から警察に通報が行き、警察が事情を聞くシステムになっていること、それは1日に何件もある場合があり、「月にしても30件は下らないのではないか」(市内全域ではさらに多いと想像される)という。

(略)

●国の借金に使い果たされ

 自分の貯金した財産を自由に引き出すことができない。それを聞くと、高齢者なら戦後直後の預金封鎖を思い出す人も多い。かつての戦争で、政府は国家財政を湯水のように軍事予算に注ぎ込み、三菱などの財閥を肥え太らせた。そして戦争に負けると昭和21年2月17日、政府は突如として預金封鎖を発表し、すべての銀行を封鎖して預金の引き出しをできなくさせるとともに、新円への切り替えを実施。新円を各世帯にわずかずつ配っただけで、旧紙幣での預金はすべてチャラにしてしまった。それは戦争で膨大に積み上がった政府の借金を帳消しにするためだった。

 現在、政府の借金は日本のGDPの2倍を上回る1000兆円をこえ、かつての戦時国家さながらの財政状況に直面している。そのうえ安倍政府は異次元の金融緩和によってさらに借金財政の道へとのめり込んでいる。2008年のリーマン・ショックの後、各国は金融緩和すなわち市場へのマネー投入によって目先の危機を乗りこえ、国家に負債を肩代わりさせることによって延命をはかってきた。実体経済への投資先が乏しいなかでマネーだけが水ぶくれのように市場に溢れ、さらなる大破綻を招き寄せている。紙幣に信用がなくなり、金持ちは現物資産の獲得に走って金や絵画、ダイヤモンドなどの価格が跳ねあがり、国家破綻になった場合、貧乏人だけが預金を失って逃げ遅れるという事態が現実味を帯びている。預金封鎖も過去のことではすまされない情勢になってきたといえる。

 そのなかで、国民が金融機関に預けていると思っている「自分のお金」であるが、金融機関は「国民の金融資産」といわれるその預金で国債を買いあさり、1000兆円をこえる国の借金は実は国民の預金によって担保されているというか、使い果たしているのである。そして「日本国債は国内で消化されているので外国よりは安全」などといっている。一方では金融破綻に脅えて預金の国家統制を強め、安倍政府が導入するマイナンバー制度では、個人の職歴や所得、預貯金など国民一人一人の個人情報を結びつけ、警察や公安機関がそれを利用することも認めた。

 「オレオレ詐欺」のとりしまりを名目にして金融資産の移動に制限をかけ、終いには預金者を警察に突き出すまでになった。預金者のカネは「銀行のもの」という以上に、「国民の金融資産は為政者のもの」と見なして、海外に行ってはODAを得意気になってばらまいたり、デタラメな借金財政で使い果たし、一方では原資となる預金について、預金者による引き出しを制限する事態となっている。

 預金はいったい誰のものか? を考えさせている。

―――――――――(引用おわり)―――――――――

<転載終了>

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選挙協力よりも前に民主党は松原仁を除名すべきだ 新党憲法9条 2015年11月30日

天木直人のブログ


 選挙協力よりも前に民主党は松原仁を除名すべきだ


新党憲法9条 2015年11月30日

 驚いた。

 こんな国民会議が東京都内で集会を開いていたのだ。

 きのう11月29日の産経新聞が書いていた。

 「南京大虐殺」の歴史捏造をただす国民会議なるものが28日に東京で集会を開いたという。

 まだこんなことをやっているのか。

 どこまで日本の国際的信用を貶めるか。

 どこまで日本外交を損なうのか。


 しかし、言論の自由、集会の自由が守られている民主主義の日本だから、そのような集会を開くのは勝手だ。

 私がその産経の記事で本当に驚いたのは、その集会に民主党の松原仁が堂々と出席し気炎をあげたと書かれていたことだ。

 よくも岡田民主党はこのような松原仁の言動を放置していられるものだ。

 民主党という政党のダメさ加減を象徴するような記事だ。

 選挙協力どころではない。

 こんな松原仁を除名出来ないようでは民主党は野党として存続する意味はない。

 さっさと解党して国民連合政権構想の実現に貢献したほうが国民の為だ

 (了)


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