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<日本版宗教戦争か> 本澤二郎の「日本の風景」(1517) H.26/01/31

本澤二郎の「日本の風景」
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<日本版宗教戦争か>


 たとえ新聞テレビを懐柔したとしても、アジアや欧米に挑戦・挑発しても、平和憲法を押しつぶすことは出来ない
 安倍の宗教戦争大義はない


「ジャーナリスト同盟」通信 本澤二郎の「日本の風景」(1517) 2014年01月31日

<日本版宗教戦争か>

 中国・韓国を歴史認識や領土問題で、次々と挑発を繰り返してきた安倍内閣は、とうとうワシントンにも刃を向けた。その鍵は靖国・戦争神社参拝である。
 振り返ると、神道は明治期に国教の地位をつかむと、全国津々浦々に無数の神社を建設、家庭の中には神棚を強要して、日本人の精神を一つにまとめ上げて、侵略戦争を起こした。
 敗戦で消滅したかにみえたが、天皇制の存続で命脈を保つことが出来た。
 いま安倍内閣を誕生させて、アジア・世界に神道教を旗印にした宗教戦争を展開し始めている。そんな風にも分析可能だろう。

 それというのも、ワシントンの停止命令を弾き飛ばして靖国参拝を強行した安倍首相である。
 1月30日の参院本会議では「参拝による影響はない」とうそぶいた。
 それだけではない。ワシントンに向かって「日米同盟に揺るぎはない」とも豪語して、新たにホワイトハウスを愚弄した。安倍の暴走の背後に何があるのか。

 キリスト社会への挑戦であろう?他方、キリスト社会に抵抗するイスラム社会との連携にも力を入れる安倍である。
 これは、どうみても戦後に復活再生した神社本庁・神道が、新たな世界戦争に向けて蠢きだした可能性を否定できない。果たして、うがちすぎだろうか。


<安倍は神道過激派>

 安倍の盟友に中川昭一がいた。2人はこぞってNHK番組に怒りの抗議をして、歴史番組を改変させてしまった。この中川も神道崇拝者であった。彼のブログで確認できた。「安倍のお友達」とされる人物は、どうやら神道過激派ではなかろうか。

 調査すればすぐに判明しよう。CIAは掌握しているに違いない。日米戦争を、宗教的側面から分析すると、神道とキリスト教の戦いでもあった。神風はアメリカの物量戦と原爆によって、あえなく敗北した。

 これによって多くの日本国民は、土地を手にした。民主主義の恩恵を受けることが出来た。しかし、天皇制を温存したことで、神道派は官僚や政治家によって継承されてきた。日本人の精神を支配した神道は、やがて経済成長の波に乗って浮上した。戦後の神道過激派の第1人者が岸信介・中曽根康弘そして小泉純一郎と今の安倍晋三である。筆者は小泉については、政権維持のためという思惑があったように思っている。

<明治期に全国制覇した天皇族・神道>


 冷静に歴史を眺めると、天皇族は朝鮮半島から追われて日本列島に流れ着いたものだ。風俗・習慣などが裏付けている。彼らは神道(神社)も共に日本に根付かせた。この神道が全国制覇した時期は明治である。古事記や日本書紀などで身を隠したものの、全てを偽りの神話で覆い隠すことは出来ない。

 とてもではないが、科学的評価に耐えることなど出来ない宗教である。しかし、明治の中央集権体制の確立で、初めて列島を絶対的に支配することに成功した。日本の文化というと、仏教文化を駆逐した神道文化のことである。明治・大正・昭和の天皇絶対制のもとで、神道(神社信仰)は力で日本人の心を完璧に支配してしまった。

 天皇族と神道は、敗戦でも生き残ったのだが、これが今日の安倍政治を浮上させたものである。ちなみに天皇制国家主義の最大の恩恵を受けている財閥もまた、戦後に復活、実質今の日本政治を戦前同様に支配している。

<現在の尊王攘夷>


 徳川幕府の時代、天皇家は京都に蟄居させられてきた。その天皇制を利用したのが、倒幕派である。長州と薩摩や土佐などの下級武士だった。彼らは尊王攘夷を旗印にして幕府を倒して、天下を乗っ取った。むろん、武器弾薬がなければ、革命は成就しない。欧米の近代兵器を、財閥の卵である政商から手に入れた。

 明治期に確立した神道社会は、半島や大陸へと野望を膨らませることになる。キリスト教はまず布教から入るが、神道は戦争・侵略を経て、そのあと押しかける点に違いがある。野蛮きわまりない。

 天皇絶対制と靖国・神道は一体である。最近の安倍は仏教徒を配下にしている。神道にひれ伏す宗教政党というのも興味深い。隣国や欧米の抵抗に対して、靖国参拝を強行した安倍は、神道への揺るぎない信仰が支えている。「キリスト何するものぞ」との気概を見せているのではなかろうか。

 ワシントン・ホワイトハウスとの衝突は、いわば必然なのだ。

<キリスト社会に敵対するイスラムに共鳴?>


 安倍の外遊先は、ワシントンと距離を置いている国々であることに気付くべきだろう。逆に言うと、ワシントンの安倍警戒はかなりなもの、との推測が可能である。

 安倍が原発2基を売り込んだ相手国は、イスラム国のトルコである。インドへの急接近は、対中包囲網と非キリスト社会とも関係している。ASEAN接近も同様の理由からである。中国封じは、アメリカ封じとも捉えられようか。

 こうした安倍外交を、ワシントンは詳細に分析しているはずである。靖国参拝に激怒して当然だろう。安倍を国粋主義者と断罪した米連邦議会調査局である。

 見方によっては、第2次世界大戦の敗者復活戦に意気込む安倍?であるのかもしれない。

 「安倍の靖国参拝は日本の第2の敗戦」と分析した東郷元外務省高官のそれは、存外、的を射ているかもしれない。安倍の21世紀型尊王攘夷論は、明治の神道論の延長線上にある。時代錯誤も甚だしい。日米戦争を自衛戦争と認識している安倍である。国際社会では全く通用しない。

<どう出る?CIA>


 いうなれば、安倍の敗者復活戦は実に途方もないものである。日本国憲法で恩恵を受けたのは、多数の日本国民である。主権を天皇から国民が取り上げた憲法である。「天皇の政治家」「天皇の官僚」「天皇の財閥」から、戦争を取り上げた憲法に多くの国民は、強く支持している。

 たとえ新聞テレビを懐柔したとしても、アジアや欧米に挑戦・挑発しても、平和憲法を押しつぶすことは出来ない。安倍の宗教戦争に大義はない。イスラム過激派にもないように。

 CIAはどう出るのか?

2014年1月31日8時50分記


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