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<中国で一番人気の政治家は大平正芳> 本澤二郎の「日本の風景」(1628) H.26/05/24

本澤二郎の「日本の風景」
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<中国で一番人気の政治家は政治家は大平正芳、2番手が田中角栄である。>


 アメリカの狙い日本の財布
 怯える三井・三菱


本澤二郎の「日本の風景」(1628) 2014年05月24日

<中国で一番人気の政治家は大平正芳>

 中国で人気のある政治家は大平正芳、2番手が田中角栄である。不人気の代表格は安倍晋三、石原慎太郎ら典型的な反共好戦派・靖国派・国粋主義者である。それは、安倍外交が中国敵視政策を意図的に演出して、改憲軍拡の日本改造に最大の狙いを絞っているからである。これを支援する三井や三菱の財閥の存在。真相は財閥が牙を向いているからなのだ。日本財閥を退治しないと、日本とアジアの危機は永遠に収まることが無い。

<理由は思いやり外交>

 中国の一部でようやく財閥研究が始まった。101回訪中の成果であれば幸いだ。それを盧溝橋の抗日戦争記念館で確認した。これは画期的なことである。戦前の中国人強制連行・強制労働裁判が、ソウルと北京でも始まる。これが大陸と半島で繰り広げられると、三井や三菱にメスがはいるだろう。財閥の恐ろしい正体が判明するだろう。いま財閥も外務省も、このことに怯えている。誰も伝えない事実なのである。
 財閥が司法立法行政の3権を掌握している日本である。新聞テレビを操作する財閥であるため、日本ではメスが入らなかったが、北京とソウルではそうはいかない、と信じたい。

<怯える三井・三菱>

 財閥が、侵略戦争や植民地支配の真犯人であることが判明するだろう。日本の1%に倫理・規制を加えることに、具体的に進展することが出来れば、日本とアジアに明るい将来図を描けるだろう。断言しておきたい。
 大平外交は、いうなれば財閥が主導した中国侵略の反省と謝罪を、日本政治で多少なりとも償おうというものだった。悔い改めることで、なんとか償いたい、という彼のクリスチャンとしての信念の発露だった、と今感じられる。
 他方、仏教徒としての思いやりを、民間レベルで対処したのが、恐らくは創価学会率いる池田大作といえる。彼と周恩来の交流は、その後、中国の大学や研究機関への思いやりある対応から、それを理解することが出来る。
 安倍・極右政権下の公明党批判を始めているが、以上が其れまでは見守ってきた理由でもある。日中友好は、アジアの平和と安定の普遍的基礎であるからだ。



<政府開発援助(ODA)と改革開放政策>

 宇都宮徳馬は「日本にとって中国は先生だよ。先生が困っていれば助ける。当たり前のことだ」と力説していたが、それが大平のODA支援決定で花開いた。筆者も同行した79年12月の大平訪中で具体化した。
 鄧小平の改革開放政策に連動した大平の思いやり外交である。これが中国の経済成長の起爆剤となった。西安出身の外交学院生の話だと、ODA資金で完成したものには、そこに明記してある。西安は中日友好の基地だ。それをみて日本語を習い始めた、と語っている。
 大平の蒔いた種は、生きている。北京外語大学には大平学校が、今も活躍している。昨年、そこで大平論を講演する機会を手にできた。

<池田内閣の寛容と忍耐は大平流>

 安倍の祖父・岸信介の政権で逆流した日中関係を正常化させた人物が、大平だった。池田勇人内閣の官房長官・外務大臣となって、水面下で推進した。これをそばで見ていた人物から、中国外交部の肖向前が聞いて、その真実を筆者に語ってくれた。
 「日本人の最大の欠点は思いやりがないこと。しかし、大平さんは違った。中国人が尊敬できる政治家だ」と繰り返し述懐していた。
 池田内閣の基本方針である「寛容と忍耐」は大平の作品である。これが72年の国交正常化実現の原動力となった。周恩来もそんな大平と握手したものである。

<安倍・国粋主義は寛容排除外交>

 大平政治の対極にある外交が、安倍の寛容排除・国粋主義外交である。石原慎太郎とも合致する。彼らこそ戦前回帰・戦後の冷戦思考の国粋主義者なのだ。米連邦議会調査局の報告書が裏付けている。国際社会から否定されて当然だ。欧米流だと、ナチスの再来といえる。
 安倍の中国敵視政策を背後で推進しているのが、日本の財閥なのである。ここを理解しない日本研究者ばかりの中国だが、今ようやく気付き始めている。安倍・国粋主義は日本に存在が許されない政権である。平和憲法を敵視する理由一つ見てもわかるだろう。
 軍国主義復活の先に核武装、それゆえの原発再稼働政策なのだ。背後の黒幕が財閥なのである。これくらいのことが見えない研究者は、仕事をやめろ、と叫びたい思いである。
 あと30年生きて、国粋主義を退治したい。日本国憲法が命じているのである。大平の友好政策が一番なのである。

<試練の公明党と創価学会>

 そこで安倍内閣実現の主役となった、公明党・創価学会に目を向ける必要にかられることになる。このことにも新聞テレビは手が出ない。北京は気付き始めている。
 国粋主義に塩を送る公明党。このことで戦争遺児と何度も論争したものである。「考えがあるはず」といって逃げた。その事情を知るが、相手は国粋主義である。特定秘密保護法を強行した自公政権である。
 もはや公明党を無視することが出来なくなってしまった。頼みとする社民・生活・共産は米粒政党で無力だ。民主にもPANASONICの松下財閥の息がかかっている。維新とみんなの党は、安倍の傘下にある。
 公明党は連立離脱という局面を迎えている。国粋主義政権誕生の立役者なのだから。それは信濃町の政治路線、宗教政策を全面否定する犯罪的政治行為だからである。
 公明党は創価学会の政治部門である。池田路線を実現するという目標で存在している政党である。いま彼らは池田主義を食い殺すフクロウの役割を果たしている。母親を食い殺すというフクロウである。

<集団的自衛権は9条違反>

 創価学会はかろうじて踏ん張った。戦争する日本改造にNOを突きつけた。先に北側という副代表が日本記者クラブで会見した。それをYOU TUBEで見たのだが、慎重論を展開した。しかし、明解に9条違反といえない。安倍と信濃町に挟撃されている苦悩が見て取れる。
 安倍・国粋主義との対決姿勢が見られない。学会も公明党も、最大の試練を迎えている。北京どころか世界が注視している。過去を全面否定して国粋主義に屈してしまうのか。新聞テレビが衰退している現在、政局の鍵はこの1点に絞られている。
 安倍政治と対決できるのか、この政党と宗教団体の将来がかかっている。

<アメリカの狙いは日本の財布>

 安倍が所属する旧福田派の内情に詳しい友人の中原義正に言わせると、アメリカは日本の自衛隊に助けを求めようとは全く思ってもいない。日本自衛隊による支援は、荒唐無稽の議論なのだ。
 アメリカの空母、イージス艦にミサイルを発射する国など無い。アメリカ本土にミサイルをぶち込む国は皆無である。北側はこんな幼稚な議論さえわかっていない。小さな法律論にのめり込んでいるのが気がかりだ。
 「アメリカは日本の基地提供という暴利に同盟関係を結んでいる。あとは日本の財布狙いだ」と決めつける。その通りである。このことを御用学者や御用記者は指摘しない。米産軍複合体は、いうなれば日本を食い殺すフクロウなのである。

<戦争遺児を慰労してくれた優しい院生ら>

 中国にフクロウはいるだろうか。フクロウに食い殺されたような戦争遺児(影山友子)を胸に抱いての北京1週間の旅は、怒りと悲しみの日々だった。しかし、フクロウのいない中国に安堵した。
 親殺し無縁の中国人に安心した。親たちの幸せを念じ続ける若者に、多少の安らぎを感じた。外交学院の生徒は、周恩来の記念の文鎮、肖向前の娘は周恩来本をくれた。「周恩来のように」という心遣いに感動させられた。

はっきり言わせてもらうと、中国には母親の幸せを奪う、母親を食い殺すフクロウはいなかった。国粋主義は、いうなれば恩義ある中国を食い殺そうとするフクロウ部隊である。
小さいころ、近くの寺院の杉の木で鳴くフクロウの存在を知っていたが、実際に見たことが無かった。無念にも、戦争遺児・影山友子がその歯牙にかかって、2度とない人生を終えてしまった。「お母さん、良かったね」のおもいやりの一言で、あと20年、30年生きられた母親の人生を、フクロウが奪った。
他方、日本の国粋主義フクロウは、大陸に向かおうとしているように思える。宗教政党の将来がかかっていることは言うまでもない。

2014年5月24日8時15分記


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