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かつての同志、山本太郎を叱る  天木直人のメッセージ H.26/06/10

天木直人のメッセージ


 かつての同志、山本太郎叱る


天木 直人 | 外交評論家




天木直人のメッセージ 2014年6月10日 11時01分

今の政界再編劇を見ていると、これで既存の政党、政治家すべてが終わったという感じが極まった。

橋下といい、石原といい、ましてや江田憲司や浅尾や民主党のA級戦犯の再登場など、賞味期限がとっくの昔に切れた連中が何をやっても国民は逃げる一方だ。

細川や小泉さえももう古い。

いっそのこと、安倍自民党対、「税金ドロボー返せ」国民大衆党の一騎打ちのほうが面白い。

というわけで、もはや私は今の政治には100%愛想をつかしていて、彼らが何をしようが、言おうが、メディアや評論家が戯れ言を並べようが、まったく関心がなくなったが、そんな私でもついこの前までは同志を探していたことがあった。

その一人が山本太郎であった。

すぐにその正体に気付いて見切りをつけたが、それでも、短い期間だったがこの国の政治を変えようとした同志だった。

だからこの記事を見つけた時は、腰を抜かすほど驚き、失望した。

週刊スパ!に山本太郎はあの上杉隆と連載対談をしていた。

あんな食わせものの上杉に利用されて対談に出る事自体が噴飯ものだが、6月10日号の対談には、心底驚き失望した。

何しろ、自分は知的レベル的に国会議員はムリだと週刊スパ!で認めているのだ。

僕でも理解できたんだから中学生でも、原発や政治の問題は、絶対理解できます、としゃべっている。

あげくの果てに「本当の事を言うバカ(笑)。僕はそんなバカであり続けたい」とまで言っている。



国会議員になったまではよかったが、何をやっていいかわからない、そんな状況であることは容易に想像出来たが、ここまで行き詰まっていたとは知らなかった。

しかし、ここまでしゃべってしまったらおしまいだ。

自らをおとしめる事は勝手だが、国会議員をおとしめ、有権者をおとしめることになる。

それにバカが悪いんじゃない。

本気で勉強せずに、自分の頭で考えずに、人の言うことを聞きかじっただけで偉そうなことを大声で説教する、そこが間違っているのだ。

人は皆、私を含めバカだ。

しかしバカなりに、真面目に働いて、苦労して、わからないけど自分の頭で考えようと努力している。

私もそうしてきたし、もうすぐ67歳になるが、今でもそうしている。

それが重要なのだ。

それをせずして、上杉などと週刊誌にこんな事を語る。

そこが本当にバカなところで、私は我慢ならない。

最後にもうひとつだけ、言いたいことがある。

君は二言目に必ず言う。

政治的な発言をしていなかったら役者人生を続けられていたと。

あたかも、大きな犠牲を払って政治の世界に入ってやったとでも言いたいように。

本当か?

選挙で舞い上がって勘違いし、政治家になりたかったのではないか?

少なくとも議員特権はもっと欲しいくらいだと私の前で言ったね。

それに役者人生って何だ。

そんな芸が君にあるのか。

少なくとも私が見せてもらった芝居ではそう感じなかった。

もっともお前に芸を見る目などあるもんかと言われれば素直に認める。

芸どころか、人を見る目が私にはまるでなかったということだから。

最後に私からのエールだ。

ここまで政治が悪くなってしまった時に、政治家でいられる事を幸運と思わなくてはいけない。

我々は、安倍暴走を止められないけれど、政治家はそれが出来る。

たとえ一人であってもだ。

その事を肝に銘じて政治家として活躍して欲しい。

健闘を祈る。(了)



天木 直人

外交評論家

2003年、当時の小泉首相に「米国のイラク攻撃を支持してはいけない」と進言して外務省を解雇された反骨の元外交官。以来インターネットを中心に評論活動をはじめ、反権力、平和外交、脱官僚支配、判官びいきの立場に立って、メディアが書かない真実を発信しています。主な著書に「さらば外務省!」(講談社)、「さらば日米同盟!」(講談社)、「アメリカの不正義」(展望社)、「マンデラの南アフリカ」(展望社)。

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