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「常に考える!」、未来工業・山田昭男氏死去 MU(ムー)のブログ H.26/07/31

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「常に考える!」、未来工業・山田昭男氏死去


MU(ムー)のブログ 2014/07/31/Thu

未来工業-01

「エノラ・ゲイ」の最後の乗員が亡くなったかと思えば、「未来工業」の創業者である山田昭男さんがお亡くなりになり、時代節目をつくづく感じます。

 現在の日本は【新自由主義】とやらに毒されており、コスト削減、従業員は使い捨て、とてもじゃないですが、お世辞にも「社員が幸せを感じる企業」などというのは、必死になって探さないと見つからない時代となってしまいました。そんなに弱肉強食の社会が宜しいのでしょうかね~。山田昭男さんのご冥福をお祈りいたします。

未来工業・山田昭男さん死去 年140日休日など発案

 山田昭男さん(やまだ・あきお=未来工業相談役)が30日、多臓器不全で死去、82歳。葬儀は近親者のみで営み、後日お別れの会を開く予定。喪主は長男で同社社長の雅裕(まさひろ)さん。

 岐阜県の電気設備資材メーカー未来工業の創業者の一人。
 年間約140日の休日やグループ企業を含む全社員の海外旅行などユニークな経営で知られた。

型破り経営、脈打つ劇団の哲学

「超」がつく気さくさとスケール。30日、82歳で亡くなった電気設備資材メーカー「未来工業」(本社・輪之内町、名証2部上場)創業者の山田昭男さんの人柄を一言で表すと、こうなろうか。未来工業は型破りな経営で知られた企業だ。その元には、若き日に演劇の舞台監督を務めた山田さんの哲学が脈打っている。全体を見渡しながら繊細、大きな勝負ができるのに、「ただのおじさん」のふり。
 山田さんはそんな人だった。

 未来工業の商品は壁の裏側や床下に取り付けられ、あまり目に触れない。しかし、施工業者が求める設置のしやすさなど工夫が随所に施され、業界有数のシェアを誇る。1965年、大垣市の劇団「未来座」の仲間4人と創業した社は、どんな逆風も乗り越え、赤字なし、
 平均13・7%の経常利益率を保ってきた。


未来工業-03

 1日7時間15分労働、年間休日約140日(有給休暇を除く)、地域上位の給与、全員正社員、70歳定年で60代の平均年収約700万円、残業・ノルマなし――の経営は有名で、山田さんが年間200日以上も講演に飛び回った人気の秘密にもなった。

 どうしてそんなことが可能なのかと問うと「できるよ。社員を喜ばせれば。ニンジンを先にぶら下げるんや」。語り口はぶっきらぼうだが、山田さんの人間観がそこにはあった。

未来工業-02

 社是は「常に考える」。「どんなアホな提案でもいい。気がついたらどんどん出せ」。内容にかかわらず、山田さんは提案1件につき、500円を現金で支給した。小さな改善や節約が積み重なった。商品力も意識も上がった。社は強力な集団になった。

 伸びる過程でのエピソードはいくつもある。

 社員が自主的に営業所をつくり、山田さんも後で知った。4日間の海外社員旅行と前後の休日なども加え、計16日間も休むことになったある月、「自由に持っていって」と商品倉庫の鍵を全国3千の得意先に渡したら、1件の不正もなかった――など。

「おれは人間の『善』を信じとるから」「人は人生の多くの時間を職場で過ごす。なら、それを最高の時間にしたい。気持ちよく働き、しっかり稼ぎ、みんなで分ける。それが会社。おれは仕組みを考える」

 博覧強記で、どんなテーマでも独自の視点で語れる人だった。
 そのくせ携帯電話もパソコンも持たず、服装は作務衣などフランク。
 国の外交観や教育観も鋭かった。

 昨夏、長男雅裕さん(51)が社長に就いた。イタリアへ行く来年の海外社員旅行では、写真コンテストの優勝者に「会社設立権」を贈り、資金援助もするという。闊達(かったつ)な感性は引き継がれているようだ。(森川洋)

山田昭男氏インタビュー

 
「ニュースの深層・社員が幸せな企業」



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