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今度のIAEA総会をメディアはもっと報道すべきだ 新党憲法9条 2015年9月16日

天木直人のブログ


 今度のIAEA総会をメディアはもっと報道すべきだ
 

新党憲法9条 2015年9月16日

 今年のIAEA総会は例年の総会とは決定的に異なる。

 なにしろ福島原発事故のIAEA最終報告書が提出され、それが議論の中心となっているのだ。

 それにもかかわらずメディアは報じない。

 共同通信が流しているのにそれを取り上げたきょう9月16日の毎日新聞ですらベタ記事だ。

 以下が、そのベタ記事の全文である。

 「国際原子力機関(IAEA)の総会が14日、ウィーンで始まり、東京電力福島第一原発事故を総括する最終報告書が提出された。天野之弥事務局長は演説で、世界の原発の安全強化に向け各国政府や電力会社に『事故の教訓に学び、対策を取り続けてほしい』と訴えた。日本の原子力委員会の岡芳明委員長は『報告書の内容を真摯に受け止める』と述べた」

 このわずかな記事の中に多くの重要な問題点が含まれている。

 その一つが福島原発事故を見て原発を止めたドイツと、それでも再稼働した日本の違いだ。

 そもそも原発をこれからも世界が維持・拡大していっていいとIAEA参加国は考えているのか。

 何よりも福島原発事故の処理は適切になされている、終わっている、とIAEA参加国は考えているのか。

 安倍首相がアンダーコントロールと述べた言葉に疑問は呈せられないのか。

 岡芳明委員長の「真摯に受け止める」という言葉は、謝罪した言葉なのか、などなど。

 今度のIAEA総会の主役は日本である。

 日本の代表団やオブザーバーは大規模であってもおかしくはない。

 誰が出席して、どんな発言をしているのか。

 そこで行われる議論は日本の原子力政策に影響を与えざるを得ないわけだから、IAEA総会の議論の模様は毎日のように報じられてもおかしくはない。

 日本のメディアがここまで報じないのは、意図的な福島原発事故隠しか、怠慢か、どちらかだ。

 どっちにしてもメディアに対する批判は避けられない


(了)


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