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欧州から要求の可能性も 成田・関空に「難民」が押し寄せる日 日刊ゲンダイ 2015年9月30日




 欧州から要求の可能性も 成田・関空に「難民」が押し寄せる日



日刊ゲンダイ 2015年9月30日

日刊ゲンダイ
電車に乗ろうと駅に向かう難民たち(C)AP

 鉄条網をくぐり抜け、次々に入ってくる人の群れ。列車やバスからはあふれ出すように人々が降り立つ――。欧州では中東やアフリカから押し寄せる大量の難民に頭を悩ませているが、日本でも真剣に考えなければならない時が迫っている。

 作家の佐藤優氏がラジオ番組や対談で語ったところによると、難民が成田空港や関西国際空港を占拠する日が来るかもしれないというのだ。佐藤氏は人道支援を表明した日本に対し、欧州が難民の“受け入れ枠”を要求してくる可能性があると指摘。ラジオ内でこう言っている。

「ヨーロッパのNGOやNPOが難民に、成田経由でどこかの国へ行ける航空券を渡すんです。乗り継ぎですから、(難民は)飛行機に乗れます。成田空港に着いたところで『乗り継ぎをしたくない』と、国際線のエリアのところで居座る。300人も集まるようになれば、その事実をもって(欧州が日本に対し)『人道的観点から難民を受け入れよ』となると思います。ハンガリーの首都ブダペストの駅で起こったことが、成田空港でも起こりうるんです」

 日本は難民支援として計4億8000万円の緊急無償資金協力を実施すると発表したばかりだが、実際に難民を受け入れる態勢は整っていない。昨年の難民認定申請者は5000人に達したが、認定されたのはたった11人。法務省は難民認定について、審査の仕組みをさらに厳格化する方向だ。今年、最大100万人を受け入れるというドイツとは比べものにならない。こうした日本の姿勢に、国際社会も黙っていないだろう。ジャーナリストの志葉玲氏がこう言う。

「難民“鎖国”ぶりは本当にひどく、先進国の中でこれだけ冷たいのは日本だけです。受け入れの数も少ないが、来た人への扱いもひどい。難民認定の申請に来た人への面談では、嫌がらせのようなことを聞いたりしているようです。安保法制で積極的平和主義というなら、難民を受け入れるなどの支援をしたほうが、国際的によっぽど喜ばれると思います」

 やるべきことは審査の厳格化ではなく、受け入れ態勢をつくることだろう。



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